ここ何年かドハマりしている釣り方がある。
ブッコミ釣り!
ただ針に餌をつけて海に投げ込み魚がかかるのを待つだけ。
簡単なのだが奥が深い。
そんな釣りで狙うは、伊豆大島でのサメ。
特にネコザメをメインに狙っています。
ネコザメ&ナヌカザメ
怪物2魚種の共演です!
ポイントに選んだのは、伊豆大島。
東京であって東京とは違う東京を感じられる大島の特殊なサメ釣りを紹介します。
大島へは東海汽船を利用しています。
竹芝桟橋からジェット船で約2時間程度。あっという間に到着します。
東海汽船のお得な切符をご紹介します。
ジェット船の「往復切符」がとても安いです。
大型船でも良ければ、「島島切符」の4000円!自転車を持ち込みむ人~となっていますが、安心してください。
自転車なくても利用できます。
さて大島での到着港は岡田港か元町港。
どちらに到着当日朝8時になるまでわかりません(^_^;)
ほとんどが岡田港に到着します。
大事なのがレンタカー
港まで迎えに来てくれるので便利です。
レンタカー屋さんには釣りする事を伝えて釣り用のレンタカーを借りてください。
(お店に寄っては匂いがつくと罰金がかかる可能性もありますから)
バスもありますが、本数も少なく買い物するのも不便です。
基本的に宿を取らないで一晩中、港で釣りしますから私にとってレンタカーは必須です。
大島で釣りやすいポイントは島の北東に位置する岡田港
白灯台の先端から、くの字に曲がっている辺りまでが好ポイントになります。
岡田港の先端の様子です。
皆さん車を近くにつけて釣りしていますが、船が入港するときは邪魔にならないように港の駐車場に誘導される事もあります。
さぁ
釣り開始
さっそく釣れるのはウツボさん。
見た目通り狂暴です。
ご注意ください。
歯が危険すぎます。触れただけで大怪我します。
フックを外すときは大型のペンチとキャンプ用の皮手袋を使用しています。
私はリリースしやすいように針の返しを潰しています。
が、それでもウツボのローリングには手を焼きます。
ワイヤーハリスを使用しています。
ウツボを針から外すときは、ワイヤーを持ってウツボをぶら下げるとウツボが一直線になります。
一直線になったウツボを足で押さえて素早くフックを外します。
釣りあげた後そのまま堤防にあげてしまうと、ウツボローリングにより仕掛けがぐじゃぐじゃになってしまいます。
時にはメータークラスの大物ウツボも棲息しています。
ネコザメ
そして本命のネコザメ
大きな頭と大きなヒレ。
アタリは小さく魚の引きも弱いですが、根の周りで棲息するサメなので根に潜られてしまうとやっかいです。
根に潜られた場合は、ラインにテンションをかけて待ちます。
5分くらい粘るとネコザメも穴から出てきますので粘ってください。
1メートル近いネコザメですとタモ網も大きなものが必要です。
私は60㎝枠の丈夫なタモ網を使っています。
こちらの手前に写っているのはナヌカザメ。
ナヌカザメ(七日鮫)
かっこいいです。
陸に上げても七日間生きていられると言われているサメです。本当でしょうか???
そんな伝説から名付けられたナヌカザメ
恐竜のような面構えで最高です
興奮すると大量の海水をお腹に入れて抵抗します。
お腹がパンパンで上がってきますのでとにかく重たいです。
タモ入れを注意しないとタモの柄が折れます(>_<)
ドチザメ
こちらは、東京湾奥でも釣れるドチサメ。
河口や港に多く棲息しています。
ヒレが長く大型は良く引きます。
ドチザメ系のヒレが長いサメはアタリの瞬間からダッシュします。竿をサメに持っていかれないように重しを置いたり、尻手ロープをつけておくのが安心です。
また強烈な引きに耐えられない場合もありますので餌を付けて投げ込んだら、リールのドラグは緩々に設定してください。
鈴をつけて竿の穂先にケミホタルもアタリを逃さない大事なアイテムです。
サメを狙っていると様々な魚が釣れます。
ブッコミ釣りの楽しみは何が釣れるかわからないところが醍醐味
ダイナンアナゴ
下の写真はダイナンアナゴ
大型になるアナゴの仲間で145センチありました。
堤防直下でかかりましたが、強烈なデスロールでタモ網になかなか入らず苦労しました。頭を入れても尻尾から逃げられる始末。うまい具合にお腹あたりからタモ網で掬い上げました。
胴回りが自分の太もも位あり、このダイナンアナゴも怪物級!
こちらはイシガキフグ
大人しく可愛いですが、強力な歯を持っているので針を外す場合には注意が必要です。
ウツボのギザギザの歯と違い、大きな一枚歯!
噛まれたら指ごと逝きそうです
たまにサビキ釣りのカゴをかじっていて、そのまま釣られたりする癒し系。
そして
大島でのブッコミ釣りの餌、ナンバーワンはタカベです。
釣るには少しコツがあります。
小さい針(袖針5号)を使用します。
タカベ釣り用のオキアミもハサミで小さく一口サイズに切ってください。
オモリは使わず、のべ竿でコマセに合わせてオキアミを漂わせるようにすると良く釣れます。
タカベが釣れない時用にイカ・サバ・イワシを大島に持ち込んでいますが、一番の付けエサは現地調達した魚です。
さらに
タカベは食べても美味しい魚です。
ウロコを落として頭からお腹にかけて包丁を入れます。
小麦粉を付けてカラッと揚げればビールのおつまみに最高です。
ただし、10センチ以下のタカベは東京都規則で採捕していけない魚になってします。
美味しい魚なので大事にしたいですね。
www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp
大島でのお勧めグルメは、こちらのべっこう丼。
唐辛子醤油に付け込んだ白身魚(メダイやカンパチ)を白ご飯にのせて頂きます。
青唐辛子のピリッとした辛さが癖になりますよ。
岡田港、目の前にある「浜のかあちゃんめし」さんは漁協直営の売店なのですが営業時間が短いのが残念。
お勧めは、元町港から車で5分の「お食事処 フレンンドハウス」さんは朝早くから営業されているので助かります。
最後は、 グルメ情報になってしまいましたが、
まだまだ大島に通う必要がありそうです。
参考タックル
ロッド:ダイワ メガフォース MFBF295XH-BF
リール:ダイワ BG5000H
ライン:PE10号
リーダー:ナイロン80号
捨てオモリ式
おもり:30-40号
捨て糸:30号
ハリス:ワイヤー♯37番
針:OWNERスーパークエ22号・DAIWAキハダss2/0号