モアイに会いたくて
2019年12月25日から2020年1月5日まで年末年始をイースター島で過ごすことにしました。
40時間以上かけて地球の裏側チリのイースター島を目指しました。
イースター島 ラパ・ヌイ イスラ・デ・パスクア モアイ チリ サンティアゴ アフ・トンガリキ 初日の出
2020年1月1日(水)5:00起床
アフ・トンガリキ
昨夜はまさかの大雨に降られたカウントダウン。
ホテルに戻ってシャワーを浴びてバタンキューzzz
だけど今日は頑張ってモアイからの初日の出を見るのだ。
6:00にホテルを出発して40分かけてアフ・トンガリキまでドライブ。
7:00に入場ですが、少し前に到着。
10人位が薄暗い中、オープンを待っていました。
昨日下見しておいた場所に三脚をセットするも
う~ん曇天(涙)
でも、しばらくすると雲が晴れてきました。
朝焼けが綺麗です。
2020年1月1日 初日の出
モアイの間から太陽が昇ります
完全に太陽が昇りました。
天気が良いので別の角度から。
嘘のように日の出のタイミングだけ晴れました。
初日の出見学に30人位はいたでしょうか。
2時間もいると誰もいなくなりました。
急に厚い雲が出てきて雨も降り始めました。
朝ご飯も食べないで来たのでお腹が空きました。
昨日買ったカップラーメンを準備
バーナーとクッカーは日本から持参。ガス缶はハンガロアの町で売ってました。
ワンちゃんには非常食のクッキーをプレゼント。
モアイを眺めながらの朝食。
マルちゃん美味しかったです。
雨も止みました。
誰もいないアフ・トンガリキのモアイを再度見学。
アフ・トンガリキのモアイの再建に関わったのは日本企業でした。
1988年放送の「世界ふしぎ発見」で当時の知事が「クレーンがあればモアイを立てられるのに」と言った一言で動いた会社は、香川県にある株式会社タダノ
調べてみると古墳やカンボジアの遺跡修復にも貢献されているそうです。
https://www.tadano.co.jp/ir/esg/society.html
40トンもあるモアイ15体がすべて立てられたのはプロジェクト開始から7年後。
その年1995年にラパ・ヌイ国立公園は世界遺産に登録されました。
大変な努力と根気のいる作業だったと思われます。
アフ・トンガリキのもう一つの目玉は当時の人が暮らしていたであろう場所にあります。
マケ・マケと呼ばれている天地創造の神様
ひっくり返っていますが、マグロの岩絵です。
再現された家
ヤシの葉で覆われていました。
曇天ですが、太陽も上がりモアイの顔が良く見えます。
40トンのモアイを支えるアフ(土台)も素晴らしい作りです。
50トンを上げられるクレーンを使っても7年かかったアフ・トンガリキ
ラノ・ララクから運ばれたモアイは一体何年かかってこの場所に立てられたか想像できません。
近くにある遺跡も見学しました。
マエア・プ・オ・ヒロ(トランペットストーン)
穴から息を吹き込むと音がする石です。
やってみましたが、全然音はなりませんでした。
パパ・バカ
たくさんの岩絵が見られる場所です。
下の絵は、2本の線が双胴のカヌーを表してします。
丸い絵は釣り針・右側の岩絵はタコです。
ここにもマグロ?クジラ?
海に関する岩絵が多いです。
一回ホテルに戻ります。
途中にあるユーカリの森。
部族間の争いやイギリス人によって持ち込まれた羊によって、島の草原がなくなり。
ネズミがヤシの実を食べることで島中にあったヤシの木も無くなってしまいました。
いつか元のような豊かな森が復活して欲しいです。
朝が早かったので昼寝してから、午後はアナケアビーチで海水浴に行くつもりです。