春のタイドプールで磯遊びしよう

5月に入ると気温も温かくなってきて、外に出て遊ぶのが楽しい時期になりましたね。

私もそんな一人です。

今回は、磯遊びに一番良い春の大潮でのタイドプール遊びを紹介します。

春の大潮って

満月と新月の時に潮の満ち引きが大きくなることを言います。

特に春の時期は一年でも満潮と干潮の差が大きくなります。

潮干狩りにも最適で千葉県木更津市周辺のアサリ捕りが有名で毎年ニュースで取り上げられますね。

どこで磯遊びする?

神奈川県の観音崎周辺・荒崎公園・城ヶ島

千葉県館山市の沖の島周辺が近場で楽しめると思います。私もよく遊びに行きました。

今回紹介する場所は、東京都伊豆大島のタイドプールです。

伊豆大島へ行こう

港区竹芝桟橋から東海汽船に乗り込みます。

昼に航行しているジェット船に乗れば2時間であっという間に到着します。が、私は金曜日の仕事後に大型船に乗って伊豆大島に向かうのが好きなスタイルです。

ビールを片手にレインボーブリッジを通過。東京の夜景が綺麗です。

大型船のさるびあ丸も新型になりまして内部はピカピカ。

おすすめの特2等寝台です。ぐっすり眠って明日からの釣りに備えますzzz

朝6時に伊豆大島の北側にある岡田港に到着しました。

予約してあるレンタカー屋さんから車を借ります。公共のバスやタクシーはありますが、正直かなり不便なのでレンタカーをお勧めします。

土日で遊んでレンタカーを返却しますが、、、、

日曜日のガソリンスタンドは島に1か所しかありませんのでご注意ください。

大島観光について

一番の観光地は活火山三原山。トレッキングに訪れる観光客が多いです。また、ダイビングや自転車ツーリングに訪れる方も多いですね。

朝一、お腹もすいているので腹ごしらえ。個人的に大好きな食事、名物べっこう丼。島唐辛子を醤油に付け込んだタレで新鮮な白身魚メジナやメダイ)を漬け込みます。

ピリッと辛い食感でガツガツ食べられる大島飯です。

岡田港から車で30分。

地層大切断面?バス停は地層断面前となっていますが、バームクーヘンと呼んでいます。地層の褶曲がダイナミックな場所。

国内でもこれほどの火山堆積物の地層がみられる場所も珍しいと思います。

タイドプールって

岩礁海岸で干潮時に海水が溜まってできた潮だまりです。中を観察すると様々な生物がいてとても楽しいですよ。

カメラを水中に入れるとイソギンチャクがいました。子供の頃はイソギンチャクに指を突っ込んで触手に挟まれる感触を喜んでいましたが、大人になったら気持ち悪くなってしまいました(汗)。良い子は真似をしないでください。

磯遊びの注意点

潮だまりと言っても危険がいっぱいです。小さなお子様はライフジャケットの着用をお勧めします。転ぶと尖った岩で怪我をしますので靴もフェルトソールや磯ブーツを履きましょう。手袋や軍手をしていれば蟹に挟まれたり、ちょっとした切り傷も防げますね。

それから、場所により漁業権が設定されています。サザエ・アワビ・ウニは採取不可な代表ですが、カメの手やバテイラ(シッタカ)貝にも漁業権があり、われわれ遊漁者では採取できない種類もありますので注意ください。

一番大事なのが、ついつい夢中になって潮が満ちてきて帰れなくなることかもしれまんwww

潮見表アプリ等をチェックして帰る時間を決めておきましょう。

タイドプールで釣りをする

網を使用でしてガサガサするのも楽しいですね。私は釣り人なので釣りがしたいです。

使用するタックルは、2メートル前後のスピニングリール。

メインラインは2号に玉ウキをつけて針はハリス付きの袖針3ー5号。

ターゲットはメジナ。大メジナ狙いは難しいですが、タイドプールで小メジナを狙うのが楽しいです。

餌はオキアミをハサミで小さくカットして針につけます。小メジナと言っても警戒心が強い魚なので少しアミコマセを巻いたり、波の入ってくる部分に仕掛けを投入します。

タイドプールで釣れる魚たち

オヤビッチャ

カラフルで綺麗な魚です。塩焼きやフライにして食べても美味しいです。

ギンユゴイ

キラキラして可愛い魚体。

最近のお気に入り

カエルウオ

正面から見ると蛙にそっくりなので命名されました。よく見ると岩の隙間でチョロチョロしています。

普段は藻を食べているのでオキアミで釣るのはとても難しい魚ですが、好奇心旺盛なので仕掛けを落とすと興味を示して近づいてきます。上手く誘うとオキアミに食いついてきます。

愛らしい顔をしています。ものすごく素早いので網で捕まえるのも難しいです。

今回は伊豆大島での磯遊びを紹介させていただきました。

童心に戻って水遊びすると夢中になって時間を忘れてしまいますね。

島での別の釣りも、いずれご紹介したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。