天然ウナギ を釣る。うな重を作って美味しく頂きます。東京河川(多摩川・江戸川・隅田川)

毎日暑いですね💦

今年もやってくる土用の丑の日

2023年は7月30日(日)です。

土用の丑の日は、ウナギを食べて、蒸し暑い夏を乗り切りたいと思います( •̀∀•́ )/ハイ!

今回は、東京の河川で天然ウナギを釣って、うな重を作りました。

是非、最後までご覧下さい。

BRECOL (ブレコ)アウトドア チェア Lでゆったりアタリを待つ

ウナギを釣る

金曜日の仕事終わりに準備しておいた釣り道具を担ぎ到着したのは、江戸川河川敷。

足場の良いポイントを選びました。

ブッコミ釣りは、待つ時間が長いのでゆったり座れる椅子があると便利です。

おすすめは、持ち運びに便利で軽く組み立ても楽々(⸝⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝)

BRECOLのアウトドアチェアLです。

BRECOL アウトドア チェア Lbrecol-store.com

 

ウナギ釣りの仕掛け

根掛かりの多い釣りなので針は、ウナギ針の1本仕掛け。多めに用意してください。

餌のミミズとウナギ針

ウナギ釣りに必須アイテムはミミズです。

できればゴン太のドバミミズが最高です。

高温下でのミミズ君は弱りやすいので、クーラーボックスに保冷剤を入れて常に冷やしてあげて下さい。

仕掛けと便利なミミズ通し

今回は手軽なジェット天秤を使用しました。

真ん中の緑色のアイテムは、ミミズを綺麗に刺すことができる便利アイテム「ミミズ通し」です。ドバミミズをしっかり針に通せますのでご準備下さい。

 

ウナギを釣る。

実釣開始

セットしていた竿の鈴が鳴った!!

慎重に竿を上げてみるとファーストヒットはブルーギル、久しぶりに釣りました。

最初のヒットはブルーギルでした。

気持ちを切り替えて仕掛けを再投入。

竿を並べてのウナギ釣り

辺りも暗くなってきてウナギ釣りの雰囲気が出てきました。

4本の仕掛けを10mから30mの距離にキャストしました。

100均で買ったケミホタルを養生テープで貼り付け鈴もセットし、後は釣れるだけ(≧∇≦)

餌をミミズが取れていないか豆に仕掛けを回収しながら、待望のアタリを待ちました。

 

午後9時

ついに!!!

その時が(≧∇≦)

 

けたたましく鈴がなり、ぎゃんぎゃん穂先が踊っています。

鈴を外してフッキング〜

しっかり針にかかりました。

慎重にやり取りすると薄っすら魚影が見えてきました。

ライトで照らす先には、間違いなくウナギの姿。

バレやすいのでガサガサ用の目の細かい網を用意していましたが、興奮しすぎて一気にごぼう抜きwww

ようやくウナギを釣り上げられました。

江戸川で釣れた天然ウナギ

やった~~~(;`ー´)o/ ̄ ̄~

約50cmの江戸川産天然ウナギです。

頂くのにちょうど良いサイズ(*´▽`*)

嬉しい1匹です。

 

ウナギを観察する

ウナギらしい丸い胸ビレが可愛いですね。

穴の中に入りやすい細長い顔も特徴的です。

釣れたウナギの顔です。

背ビレ、尾ビレ、尻ビレが一つに繋がっています。

特徴的なウナギの尾っぽ

かば焼きの姿で見かけることがほとんどで、生きたウナギを見る機会は少ないかもしれません。

ヌルヌルして手のひらに乗せるだけでも一苦労でした。

50センチの食べごろサイズが釣れました。

ウナギは泳ぐ力は弱いと言われていますが、地上に上げた時の力強さに驚かされました。

50cmのウナギはジャンプしますΣ(゚д゚;)

それにバックして動くことも出来るので逃がしたりすると大変です(^_^;)

ウナギを掴む時は、タオルを使って頭と胴体をしっかり両手で押さえてください。

せっかく釣り上げたのに逃がしたくないですからね。

クーラーボックスや蓋がしっかりしている入れ物でキープしましょう。

ウナギの顔は可愛いですね。

つぶらな瞳が可愛いです。

 

ウナギを調理する

愛情がわきそうな感情をグッとこらえて調理を開始します。

ウナギは氷でしめてから捌くことが多いですが、かわいそうなので私は冷凍庫に入れてから調理を初めました。

 

まずは、ヌメリを取るために80℃位のお湯にウナギを入れます。

すぐに写真のような感じになりますので水でよくヌメリを流します。

手でこすってもすべてのヌメリは取れないので包丁を使ってこそげ落としてください。

ウナギのヌメリ取り

ウナギをさばく

かっこよく小出刃と写真を撮っていますが、包丁を使用するのは頭に切れ込みを入れるところまでです。

アイスピックなどを使ってしっかりまな板とウナギを固定してください。

背開きする前に目打ちしたウナギ

ウナギの背開き

はい

ウナギの背開きで楽なアイテムは、カッターです。

頭の後ろに入れた切れ込みからカッターを入れてください。

ゆっくり少しずつ、まな板と並行にカッターを背骨に当てながら、尾に向かって捌きます。一気に刃を入れずに何度も刃を入れると綺麗に捌けます。

ホントです。

カッターを使用したウナギの背開き

50cmのウナギで二人分でしょうか。適当な大きさにカットしました。

身の部分に串を入れて火が通りやすくします。

串はなくても問題ありません。雰囲気ですwww

串を打った焼く前のウナギ

タレづくり

鍋にみりん50ccと料理酒15ccを入れて強火で沸騰させます。

お酒の匂いがしなくなったら、弱火にして醤油100ccと砂糖75gを入れてゆっくりかき回します。

ひと煮立ちしたら、火を止めて完成です。

煮る長さでとろみや辛味が変わりますので味見しながら調整ください。

ウナギのかば焼きのタレ

ウナギを焼く

家庭用コンロで焼きます。

コンロを余熱で温めておきます。

下に水を張りますが、少し料理酒を入れると臭みも消え、身も柔らかくなります。

網にウナギが張り付かないように少し油を塗っておくと良いです。

まずは、皮を下にして焼きます。

時々コンロを開けて焼き具合を確認しましょう。

頃合いをみてひっくり返します。

グリルでウナギを焼く

美味しそうな焼き具合のタイミングで先ほど作ったタレを塗って少し焼きましょう。

タレの香ばしい匂いがしてきたら完成です。

手作りのタレを塗ってウナギを焼きます。

背骨ももったいないので、ごま油でカリカリに揚げて骨せんべいにしました。

ポリポリしてビールのつまみに最高です。

うな重とウナギの骨せんべい

熱々のご飯に焼き立てのウナギをのせて、手作りのタレをかけたら、うな重の出来上がりです。

皮もパリパリで身はふわふわ。

やっぱり、ウナギって美味しいですね。

山椒を振りかけてウナギのかば焼きを頂きます。

ウナギについて

日本には4種類のウナギが確認されていますが、関東で釣れるウナギはニホンウナギ(学名:Anguilla japonica ウナギ科ウナギ属のウナギの一種)です。

 

子供の頃から馴染み深いウナギですが、その生態は未だによく分かっていません。

なんとウナギは、性成熟すると海で産卵します。

その場所は、日本から2500km離れたグアム島の近くにある水深が2,000mあるマリアナ海溝付近で産卵することが分かってきました。

水深200 - 300メートルの海の中でウナギの親魚や稚魚が、見つかっています。

生まれた稚魚たちは、日本を目指して旅に出ますが、親魚たちは、産卵後にその生涯を閉じるようです。

 

またウナギは、エラだけでなく皮膚でも呼吸できるため、体と周囲が濡れてさえいれば陸上でも生きられるそうです。

ウナギって凄いですね。

 

そんなウナギですが、東京都でも絶滅危惧II類に分類されています。

貴重な魚になりますのでこれからも、大切に扱いたいと思います。

 

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最後に

関東の河川では、ウナギ釣りにも遊漁券が必要な場合もあります。
河川の遊漁の案内をご確認ください。
今回のポイント江戸川では、東京東部漁業協同組合に電話で確認して釣りをしました。

ルールを守って安全に釣りや水遊びを楽しみましょう。

 

まだまだ暑さが続く東京で、夕涼みにウナギ釣りしてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。