2019年2月23日からスタートしたメキシコ旅行。
本日2月28日(木)で6日目。
あと二日で終わってしまう、今日も全力で遊びます。
朝5時起床。
グアナファトから長距離バスに乗ってメキシコシティを目指します。
前日にホテルでタクシーをお願いして20分でグアナファトの西バスターミナルへ。
メキシコの乗り物事情は下記記事を参考にしてください。
7時、グアナファトを出発したPrimera Plus Busは5時間かけてメキシコシティの北バスターミナルに到着。
連日の疲れか標高の高さか、時差ボケか?
バスの中では、ゆっくり睡眠できました。
明日のテオティワカン遺跡に行くのもこのバスターミナルを利用します。
バスターミナルのタクシー(900円)を利用してホテルに向かいます。
ところが、20分で到着する距離なのに1時間かかりました。
事前情報のなかったメキシコシティの大渋滞!!!
この後も渋滞に悩まされます。。。。
結局タクシーはホテルの近くで下りました。
ホテルが見えているのに動かないから。
明日の夜中、出国まで利用する本日の宿。
グラン ホテル シウダッド デ メヒコ
ツイン2泊で36,000円。
13:30 ホテルにチェックイン。
ウェルカムシャンパンを頂き、ご満悦。
メキシコシティの渋滞と埃と人の多さに疲れ気味の身体に染み渡りました。
部屋の中はこんな感じです。
こちらのホテルは、ソカロ広場に面していて地理的に大変便利な場所です。
お値段も相場よりは高めですが、ソカロ広場側でない部屋は上記の金額くらいで宿泊可能です。
ソカロ広場側のバルコニー付きの部屋は、とても人気で予約しにくいようです。
クラッシックで落ち着いた雰囲気。
廊下には、お水とリンゴがフリー (^O^)/
14:30ゆっくりしていられない。今日も忙しいのです。
ホテルを飛び出しソカロ広場を回りながら、メトロポリタン・カテドラルへ
民族衣装をまとったパフォーマーの人たちがいたり
呪術師が祈禱していたり
黒シャツの男性は水をかけた葉っぱで叩かれていました(^_^;)
メトロポリタン・カテドラル
中南米で最大級の教会。
大きく3つの祭壇に分かれていました。
どれも素晴らしい装飾で1681年に100年かけて完成しました。
お腹が空きました。
まだお昼ご飯食べていなかった。
テンプロ・マヨール(アステカ遺跡)傍のレストランでランチ
ソパ・デ・アウテカ(トマトスープに揚げたトルティージャを浮かべたスープ)
お腹も一杯。
15:30 古代アステカ帝国の中央神殿の跡、テンプロ・マヨールに行きました。
一人75ペソ・600円。
入口で荷物を預けます。ペットボトルも禁止です。
古代アステカ帝国は、テスココ湖の小島に首都テノチティトランを築きました。現在のメキシコシティは、このアステカ帝国の遺跡の上に造られた都市なのです。
古代のメキシコシティは水上都市だったのですね。
神殿の一部が復元されて公開されています。
蛇頭像
水上都市だけに古代の水道施設の跡も残っていました
前情報があまり無く地上のみの見学だと思っていたテンプロ・マヨール。
ところが、併設された博物館の展示が素晴らしかった。
下の写真は、1979年に電力会社の工事中に発見された8トンもある『月の神コヨルシャウキの円板』です。
直径3mの大きさ。当時の権力者の力の象徴です。
2006年に発見された女神トラルテクトリ(大地の主)。
人間と比べてみると大きさが良くわかります。
テンプロ・マヨールで一番崇拝されていた『雨の神トラロックの像』
トラロックの可愛い姿に騙されてるしまいますが、生贄の文化で知られるアステカ帝国。
トラロックのキバが生贄文化の恐ろしさを物語っている感じがします。
本日のメイン!
この後に行く予定の国立人類学博物館の閉館時間が19時!
焦ります。もう16時。
テンプロ・マヨール博物館だけでも見学に半日は必要でした。
悪魔の像。 コミカルだけど恐ろしさを表現している複雑な像。
イーグル戦士の彫像
こちらの博物館で一番のお気に入りが、これらのナイフ。
なぜ目をつけるのか?
なぜ歯をつけるのか?
生贄の心臓を取り出すために使われたのかもしれない。
だけど可愛いwww
魚の好きな私の目を引いた魚介類の展示物。
ハリセンボンやサンゴ
ノコギリエイの口のような発掘物も展示されていました。
後ろ髪を引かれる思いで16:30
テンプロ・マヨールを後にしました。
どうせ地上は渋滞しているので地下鉄を乗り継いで国立人類学博物館に到着。
時間は17:00、閉館まで後2時間。
入場料は、75ペソ 600円。
クロークでバックなどの荷物は預けます。
メキシコ国内の遺跡で発掘された本物は、すべてこの博物館に集められています。
メキシコにきたら必見の博物館。
入場ゲートを進むと巨大な古代遺跡をイメージさせる噴水がありました。
一番見たかった第10室マヤの展示へ直行~
素晴らしいマヤのデザイン。
地下に降りていくと
パレンケの碑文の神殿から発見されたパカル王のお墓が再現されています。
5.5トンある石棺
パカル王の墓室の展示ですが、小さな窓が2か所のみ。
閉館間際で空いていたため、ゆっくり見学ができました。
見学者が多いときっと行列になるでしょう。
小窓から中の覗くと墓石はかなり大きくパカル王の偉大さを実感できます。
こちらの方が1952年にパカル王の墓室を発見したメキシコ人のアルベルト・ルスさん。発掘当時の写真が飾られていました。
碑文の神殿の奥底にひっそりと隠されていた墓室を発見したときは、嬉しかったでしょうね。
墓室の隣には、本物の本物の「翡翠の仮面」。
墓室の展示の中にあるレプリカとは桁違いの精巧な作りと美しさ。
だけど私の写真が残念。
言い訳しますが、おそらく仮面を保護するため暗いのです。
そしてライトの当て方の問題で綺麗に撮影できませんでした。
これが精一杯。頑張りました。
翡翠の指輪と玉。
翡翠の仮面は1985年に盗難されたことがあります。
盗めてしまうのですね~
でもあまりに有名なために売買できなかったそうです。
4年後、別の盗難事件で捜索したときに翡翠の仮面は発見され、博物館に戻されました。ホッ(^o^)
パレンケ遺跡の旅行記はこちらです。
同じ時代に栄えたチチェンイツァ遺跡エルカスティージョの最上段にあったチャックモール。
本物は博物館にありました。
続いて第7室 アステカ文明のコーナーへ
有名なアステカカレンダー
大きいですね。直径3.6m
アステカ文明も天文学に優れ365日を1年として農業や催事を行ったそうです。
第6室 トルテカ文明
高さ4.6mのトゥーラ遺跡の戦士像
第5室 テオティワカン
明日見学に行く予定のケツァルコアトル神殿のレプリカ色鮮やかですね。
こちらが本物。
紀元前2世紀頃の色彩が少し残っています。
復元されたケツァルコアトル(水と農耕の神様)
テオティワカン遺跡、月のピラミッド前にあった雨神チャルティトゥリクエの像(本物)
力強そうな戦士のレリーフ
どう見ても一番上が王様ですねwww
階級を表している出土品。
クリスタル・スカル
マヤ・アステカ・インカ文明で発見されている不思議な力を持つと言われているオーパーツ。
親指大の大きさでしたが綺麗な加工が施されていました。
国立人類学博物館は見学に1日は必要でした (^_^;)
駆け足の2時間。
最後は入口の売店で電気が消えるまで物色しました。
ホテルに帰って明日の準備。
ついにメキシコ最終日
テオティワカン遺跡へ