天女の羽衣をまとったオイカワを初夏の多摩川で釣る

多摩川を目指す。

今回は、川釣りの代表魚オイカワを紹介させていただきます。

毎度のこと自宅から、電車に乗って目的地に出発!

ここ数年、すっかりお洒落な街になってしまった二子玉川駅に到着。

沢山の商業施設とは反対側から多摩川を目指します。

 

多摩川と玉川って???

何で違うのかな? 素朴な疑問。

軽く調べてみると、河川は国が「多摩川」と呼ぶと決めたそうです。一方、街の名前には昔から「玉川村」と呼ばれていた場所があり、親しみを込めて「玉川」の文字が使われるようになったそうです。

そんなことを考えながら多摩川の方向へ歩きます。線路沿いを進んで行くと、ちょうど多摩川の支流、野川の合流点にぶつかります。この辺りが河原へ降りるのに一番近いです。

しかし、数年前の台風の氾濫のため、治水工事が盛んに行われているのでご注意ください。

河原を歩く。

都会を流れる多摩川と言っても自然がいっぱい。

ずーっと河原を歩けば楽なのですが、野球やサッカー用のグランドがあったり、写真のような獣道(?)を歩かないと川に出られない場所もあります。

夏場は背丈ほどに成長する草花がありますから、長袖シャツがあると良いです。

私は草木の汁などでカブレやすいので(>_<)

広々とした河原は気持ちがいいですね。

イカワを釣ろう(^O^)/

よく言われているのは、オイカワは瀬を釣れと!

川の中でも地形の変化のある場所や写真のような流れの早くなった場所を探してください。

写真にあるポイントは水深が20センチ程度しかありませんが、川を観察すると小魚がたくさん水面を跳ねているのがわかりました。

イカワの釣り方

最近揃えたフライフィッシングの道具。

前年に友達をオイカワ釣りに行った時、餌で挑戦していた私の10倍!釣っていたのを見て買ってしまいました。もちろん中古品。

フライも自分でタイイングできればもっと楽しくなりそうです。が、不器用ですから市販品の#18サイズを購入。さらに小さいサイズがあると良いですね。

 

ぎこちなくフライを流しているとメスのオイカワが釣れました。

イカワの特徴は背びれにあるピンクと体側のピンクの横斑でしょうか。

日本的な綺麗な魚ですね。

安心してください。

上手くフライが遠くに飛ばなくても十分に釣れます。

☆必殺技の下流流し☆

ただただ、ラインを出して下流に流すだけですが、効果的です。

手前から探っていくとオイカワを散らすことなく釣り上げられます。

美しい本命、オスのオイカ

ため息が出るほど美しいですね。オイカワの婚姻色は最高に美しいと思います。

口の周りに追星(白いぼこぼこ)は産卵行動中の状態。

オスはメスよりも大きくなります。

尻ビレが大きく成長するのもオスの特徴です。

天女~と題名しましたが、魚類で美しくなるのはオスが多いですね。

ただ、産卵を意識しているオスのオイカワを釣るのは中々難しいです。

なぜなら、メスを追いかけ回しているからです。

10匹釣って1匹、綺麗なオスが混じれば十分です。

イカワを見つける。

高い場所からオイカワを探してみます。

橋の上からなど川をのぞくと特徴的な赤色の胸ビレがわかります。くねくねと泳いでいたり、縄張りや別のオスを意識して追いかけまわしたりしているオイカワが見つけられたらラッキーです。

イカワを餌で釣る。

基本的にオイカワを狙うのであれば、ウキをつけた餌釣りが手軽です。

袖針の2~5号の小さいもを用意してあれば十分です。

狙うは大物のオスなので多き目の針をセットします。

明らかに針がかりしないようであれば、針のサイズを小さくしましょう。

餌はサシを使うことが多いです。安くて経済的なので。

流れの早い瀬を狙ってくださいと書きましたが、写真のような大石が作る流れのヨレなどの変化を狙ってみるのも良いです。

狙うは石の下流側を仕掛けが流れるように竿を操作しましょう。

流れを横にみて、上流に仕掛けを投入して扇形に餌を流します。

4~5メートルの渓流竿や延べ竿が使いやすいです。

コンパクトなルアーロッドも遠くのポイントへキャストできるので有利ですね。

小さな流れ込みなどは、オイカワに警戒されやすいのでできるだけ姿勢を低くして静かに釣るのがポイントです。

多摩川のような大きな河川だけでなく住宅街を流れる小さな清流までオイカワは広く棲息しています。

買い物途中に身近に流れる川をのぞくと、綺麗なオイカワが見つけられるかもしれません。

宝石のように綺麗なオイカワを探して釣り上げてください。

写真でみるより本物は、もっともっと綺麗です。

きっと感動しますよ。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

春のタイドプールで磯遊びしよう

5月に入ると気温も温かくなってきて、外に出て遊ぶのが楽しい時期になりましたね。

私もそんな一人です。

今回は、磯遊びに一番良い春の大潮でのタイドプール遊びを紹介します。

春の大潮って

満月と新月の時に潮の満ち引きが大きくなることを言います。

特に春の時期は一年でも満潮と干潮の差が大きくなります。

潮干狩りにも最適で千葉県木更津市周辺のアサリ捕りが有名で毎年ニュースで取り上げられますね。

どこで磯遊びする?

神奈川県の観音崎周辺・荒崎公園・城ヶ島

千葉県館山市の沖の島周辺が近場で楽しめると思います。私もよく遊びに行きました。

今回紹介する場所は、東京都伊豆大島のタイドプールです。

伊豆大島へ行こう

港区竹芝桟橋から東海汽船に乗り込みます。

昼に航行しているジェット船に乗れば2時間であっという間に到着します。が、私は金曜日の仕事後に大型船に乗って伊豆大島に向かうのが好きなスタイルです。

ビールを片手にレインボーブリッジを通過。東京の夜景が綺麗です。

大型船のさるびあ丸も新型になりまして内部はピカピカ。

おすすめの特2等寝台です。ぐっすり眠って明日からの釣りに備えますzzz

朝6時に伊豆大島の北側にある岡田港に到着しました。

予約してあるレンタカー屋さんから車を借ります。公共のバスやタクシーはありますが、正直かなり不便なのでレンタカーをお勧めします。

土日で遊んでレンタカーを返却しますが、、、、

日曜日のガソリンスタンドは島に1か所しかありませんのでご注意ください。

大島観光について

一番の観光地は活火山三原山。トレッキングに訪れる観光客が多いです。また、ダイビングや自転車ツーリングに訪れる方も多いですね。

朝一、お腹もすいているので腹ごしらえ。個人的に大好きな食事、名物べっこう丼。島唐辛子を醤油に付け込んだタレで新鮮な白身魚メジナやメダイ)を漬け込みます。

ピリッと辛い食感でガツガツ食べられる大島飯です。

岡田港から車で30分。

地層大切断面?バス停は地層断面前となっていますが、バームクーヘンと呼んでいます。地層の褶曲がダイナミックな場所。

国内でもこれほどの火山堆積物の地層がみられる場所も珍しいと思います。

タイドプールって

岩礁海岸で干潮時に海水が溜まってできた潮だまりです。中を観察すると様々な生物がいてとても楽しいですよ。

カメラを水中に入れるとイソギンチャクがいました。子供の頃はイソギンチャクに指を突っ込んで触手に挟まれる感触を喜んでいましたが、大人になったら気持ち悪くなってしまいました(汗)。良い子は真似をしないでください。

磯遊びの注意点

潮だまりと言っても危険がいっぱいです。小さなお子様はライフジャケットの着用をお勧めします。転ぶと尖った岩で怪我をしますので靴もフェルトソールや磯ブーツを履きましょう。手袋や軍手をしていれば蟹に挟まれたり、ちょっとした切り傷も防げますね。

それから、場所により漁業権が設定されています。サザエ・アワビ・ウニは採取不可な代表ですが、カメの手やバテイラ(シッタカ)貝にも漁業権があり、われわれ遊漁者では採取できない種類もありますので注意ください。

一番大事なのが、ついつい夢中になって潮が満ちてきて帰れなくなることかもしれまんwww

潮見表アプリ等をチェックして帰る時間を決めておきましょう。

タイドプールで釣りをする

網を使用でしてガサガサするのも楽しいですね。私は釣り人なので釣りがしたいです。

使用するタックルは、2メートル前後のスピニングリール。

メインラインは2号に玉ウキをつけて針はハリス付きの袖針3ー5号。

ターゲットはメジナ。大メジナ狙いは難しいですが、タイドプールで小メジナを狙うのが楽しいです。

餌はオキアミをハサミで小さくカットして針につけます。小メジナと言っても警戒心が強い魚なので少しアミコマセを巻いたり、波の入ってくる部分に仕掛けを投入します。

タイドプールで釣れる魚たち

オヤビッチャ

カラフルで綺麗な魚です。塩焼きやフライにして食べても美味しいです。

ギンユゴイ

キラキラして可愛い魚体。

最近のお気に入り

カエルウオ

正面から見ると蛙にそっくりなので命名されました。よく見ると岩の隙間でチョロチョロしています。

普段は藻を食べているのでオキアミで釣るのはとても難しい魚ですが、好奇心旺盛なので仕掛けを落とすと興味を示して近づいてきます。上手く誘うとオキアミに食いついてきます。

愛らしい顔をしています。ものすごく素早いので網で捕まえるのも難しいです。

今回は伊豆大島での磯遊びを紹介させていただきました。

童心に戻って水遊びすると夢中になって時間を忘れてしまいますね。

島での別の釣りも、いずれご紹介したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

多摩川の春魚 マルタウグイをルアーで釣ってみよう 2022年

桜が咲く時期になると多摩川に産卵のため遡上してくるマルタウグイ
最大で50センチ程度に成長し、産卵を終えると海に帰っていく降海型の魚です。
3月中旬あたりから多摩川下流の丸子橋から釣れ始めて4月中旬に調布周辺に遡上してきます。
多摩川では釣りを楽しむには、遊漁券が必要です。ご注意くださいね。

f:id:sakura-Liu:20220411205224j:plain

f:id:sakura-Liu:20220411205351j:plain

私は食べたことがありませんが、小骨が多く臭いも強いので食用には適さないようです。
普段は東京湾河口付近に棲息しているようです。海釣りではあまり釣れたことがないですが、過去2回、サビキ釣りで釣れたことがあります。婚姻色がでていないマルタウグイは真っ黒で違う魚に見えました。

f:id:sakura-Liu:20220411205513j:plain

婚姻色の無いマルタウグイ

マルタウグイ釣りのポイントについて

マルタウグイの釣り場は瀬です。写真のようなポイントを見つけてください。

f:id:sakura-Liu:20220411205629j:plain

バシャバシャと産卵行動がみられる場所を見つけられたらラッキーです。
広い河川が狭くなって流れが速くなっている場所がベストです。
マルタウグイも集まっています。
私は二子玉川から登戸の堰までをひたすら歩いて探しています。

 

多摩川も台風などで増水して毎年、地形が変わってしまいます。去年、釣れたポイントでも行ってみないと分からない。できるだけ変わっていないことを思いながら釣り場に向かっています。
残念ながら多摩川は、数年前の台風で多くの土砂が流れ込み、中流域の地形は大きく変化していまいました。


www.youtube.com

 

瀬に入る前に深場でたくさんのマルタウグイが泳いでいるのを見かけますが、深場にいるマルタウグイはルアーには中々反応しません。
深場から瀬に入って興奮しているマルタウグイをルアーで狙います。

使用するルアー

良く利用しているルアーは、ラパラCD3-5センチ・ラッキークラフトのワンダーです。

5グラム程度のスプーンも有効です。
できるだけ底を長く引けるルアーが良いですね。
カラーは赤とゴールドの反応が良く、フックはシングルバーブレスにチェンジしています。
トリプリフックのままですとスレがかりも多く魚を傷つけてしまいます。根がかり回避のためにも、是非シングルフックへの交換をお勧めします。

f:id:sakura-Liu:20220411205853j:plain

釣り方について

マルタウグイが群れている上流にルアーを落として巻くだけですが、きちんと食わせるにはコツがあります。
口が下を向いている魚なのでルアーが底を這うように群れの近くを引いてください。この時、竿先はやや上向き。
ルアーだけ底を泳ぎ、ラインは水の流れに影響されないように竿を立てて操作します。
流れの速さに合わせてラインを巻き取る感じです。ラインをゆったり張っているとアタリが、ガツンときます。アタリと同時にマルタウグイは上流に走ります。
決してマルタウグイが下流に行かないようにロッドを操作してください。マルタウグイに主導権を取られると魚の引きの強さと、川の流れの強さで釣り上げるのが難しくなってしまいます。マルタウグイが下流に行ってしまうと、ただただ重たくなってしまいますから注意が必要です。
普段の釣りよりリールのドラグ設定は強めが良いです。

 

f:id:sakura-Liu:20220411210043j:plain

額に追星(産卵期特有の斑点)の出た雄
こんな感じで口元は下を向いています。なので捕食も下向き。

何故ルアーで釣れるのか

産卵行動中は餌を食べないと言われてますが、実際はどうなのでしょうか?
普段、エビやイソメ系を捕食しているので目の前にルアーがくると、つい餌だと思って反応してしまうのか?
もしくはルアーが攻撃対象になるからでしょうか? 難しいですね。
フックはしっかり口の中に掛かっていますのでエサとして反応しているのではないかと思っています。

 

f:id:sakura-Liu:20220411210223j:plain

f:id:sakura-Liu:20220411210241j:plain

一緒に釣れる魚たち

マルタウグイを釣っていると他の魚もヒットします。鯉・ニゴイ・鮒などです。
なかでも嬉しいのが普通のウグイ。マルタウグイにも劣らない美しい赤のラインが2本の婚姻色です。大きさはマルタウグイより少し小ぶりで30~40センチです。

f:id:sakura-Liu:20220411210339j:plain

マルタウグイよりも群れが小さいのでなかなか釣るのが難しいです。
婚姻色の出たウグイもとても綺麗ですね。

f:id:sakura-Liu:20220411210413j:plain

いつまでも守り続けたい自然

釣ったばかりのマルタウグイは黒と赤のコントラストがとても綺麗な魚です。
春は沢山の魚の産卵期のシーズン。
少しだけお邪魔してできるだけ魚を傷つけないように心がけています。

f:id:sakura-Liu:20220411210547j:plain

毎年やってくる春の楽しみマルタウグイ釣り。
来年も多摩川で出会える事を楽しみにしています。

 

アカメを釣った。高知編 日本三大怪魚

アカメ釣り

日本三大怪魚(イトウ・アカメ・ビワコオオナマズ)を釣ってみようと思ったのが2016年。

やっぱりアカメといったら四国。なかでも浦戸湾が魚の生息数も多く、釣りやすそうなポイントも多いです。

Google mapで浦戸湾を隅から隅までチェック‼️

アカメのポイントになりそうな場所を探していました。

そしてついに

2017年7月

大阪の友達を誘って高知にアカメを狙いに行きました。

一晩浦戸湾でルアーを投げ続けましたが、アカメのあたり無し(>_<)

水門周りでシーバスとは明らかに異質なライズを何度も目にしましたが、私の竿には反応してくれませんでした。

 

朝になり水質も悪そうなので大きくポイント移動を決断。

アカメと言えば四万十川?という事で高知市から四万十川まで大きく2時間の移動。

橋の欄干にある有名なアカメのオブジェ。

f:id:sakura-Liu:20210104223115j:plain

四万十川は広くどこで釣りして良いか分からなかったので河口付近の良さそうな港に入って堤防から沖側をルアーで狙ってみました。

潮は下げの時間に入っていたので水面にベイトになる小魚も見え始めていました。

隣で釣っていた友達にバイト!

魚の反応があったようだ。残念ながらヒットにならず。

二人で同じポイントを重点的に攻めていると何かがヒットした。

そこそこのサイズで竿がしなる

魚が見えた瞬間に「アカメ!!!」と大声が出た。

アカメと分かってからは緊張しました。友達が慎重にタモ入れして無事にキャッチ。

初めてのアカメ

f:id:sakura-Liu:20210808113232j:plain

53センチ

アカメとしては小型ですが最高の一匹になりました。

体高があり背鰭と尾鰭が大きくシルバーに輝く魚体が美しい。

ヒットルアーはノースクラフトのエアーオグル85SLM

水面下1メートルでのただ巻きでした。

f:id:sakura-Liu:20210104223336j:plain

シーバスに比べて口が大きいですね。

このサイズの魚でもかなり大きなベイトを捕食すると思われます。

f:id:sakura-Liu:20210104223314j:plain

友達は何匹もアカメを釣ったことがあるので撮影は見事。

フラッシュをたくと目が赤く光るようです。

f:id:sakura-Liu:20210104223301j:plain

その後も朝まで竿を振るも魚からの反応はありませんでした。

また、いつかさらなる大物を目指して高知に戻ろうと決意し、東京へ帰りました。

f:id:sakura-Liu:20210808113307j:plain


そして

2021年7月

あれから4年が経ち、今回こそメーターオーバーのアカメを釣るため3人の志士が高知に立った。

f:id:sakura-Liu:20210808115449j:plain

入念に下調べをした結果。

今回は浦戸湾と四万十川を捨て高知県須崎市裏ノ内にある筏釣りに挑戦する事にしました。

クロダイなどを釣りする筏にアカメが現れるとのこと。

しかもデカイ個体ばかりが(^∇^)

f:id:sakura-Liu:20210808113345j:plain

いくつかある筏渡船の中でアカメの釣果情報が見られた高橋渡船さんにあらかじめ電話をして予約しました。

こんな船で筏まで送迎してくれます。

f:id:sakura-Liu:20210808113401j:plain

景色の良い静かな内海を走ること10分。

f:id:sakura-Liu:20210808113417j:plain

 筏に到着

トイレや休憩室もあり、お湯を沸かす用のコンロや水も準備されていました。

初めて訪れる場所なので万全の体制で食料・水・氷・カップラーメン等々をクーラーボックスに詰めていきました。真夏の釣りなので熱中症だけは注意したいです。

筏には、部分的に屋根もあるので暑い時期に釣りするのには安心です。

f:id:sakura-Liu:20210808113435j:plain

時は2021年7月22日 TOKYO2020オリンピック開催中だったので負けじとギョリンピックを開幕!

ダンゴ釣りの準備中に桶で五輪を描いてみました(^O^)/

f:id:sakura-Liu:20210808113454j:plain

さてアカメを釣るには生きた魚が必要です。

このエサの確保が一番の課題。エサがなければアカメ釣りが始まりません。

筏に上がっているのでダンゴ釣りをします。

竿は、専用の竿があれば良いのですが持っていません。なので柔らかいルアーロッドを使いました。長さは1.8メートル以内のロッドが使いやすいです。

写真のように屋根がありますので長いと穂先がぶつかります。

ダンゴ釣りはPE1号にリーダー8ポンドを1.5メートル、針はチヌ針の2号です。

針にオキアミを付けてマルキューのパワーダンゴチヌをオキアミを隠すように握って丸くダンゴにして底まで落とします。

ダンゴはパサパサに仕上げ、両手で握ってまとまる硬さにします。水を多く入れて練ってしまうと海底に届く前に溶けてしまいます。

そしてダンゴ釣りはアタリの取り方が難しいです。いきなり竿を持っていくようなアタリは大体がサバやアジです。普通、ツンツンやモゾモゾしている感じがあったら、大きく合わせてください。

特にボラのあたりは小さく、50センチあるようなボラでも繊細なアタリです。

f:id:sakura-Liu:20210808114104j:plain

アカメ釣りの生き餌として①ボラ ②キビレ ③メジナが丈夫で良いと思います。

メインはアカメ釣りなので先にアカメ用タックルを用意しておきましょう。

餌が釣れたら、直ぐにアカメ釣りが開始です。

私のボラ餌の針の通し方を紹介します。

できるだけ長く元気に泳いでもらいたいので鼻にタコ糸を通して針を付けます。

f:id:sakura-Liu:20210808113511j:plain

 太い裁縫用の針で鼻からタコ糸を通してタコ糸にフックを結びます。

f:id:sakura-Liu:20210808113526j:plain

アカメの掛かりを考えてダブルフックにしてます。

アカメはボラを頭から捕食しますのでフックはボラの頭側に付けると良いと思います。もう1本は背びれの前に。

フックはOWNERのスーパームツ30号にリーダーはナイロンの100号を漁師結びでがっちり結束。

ロッドはSHIMANOコルトスナイパーS1000XHにリールはDAIWAのBG5000HにPE10号

これならメーター越えのアカメでも大丈夫だろう、、、

f:id:sakura-Liu:20210808113540j:plain

アカメ仕掛けを投入して鈴を付けたら、後は待つだけ。

朝6時から釣りをしているので眠くなりますねぇ💤

だけど、ゴロゴロしていてもアカメは釣れません。

アカメはダンゴ釣りで釣れてくる魚に反応します。弱っている魚の波動が重要だと思います。なので生き餌ボラを動かして誘いました。底まで仕掛けを落として水面近くまで上げたりしていると仕掛けが途中で止まりました。

あれ?

と思った瞬間に強烈な突込みで竿が水面に引き込まれました。

ラインを出すとアカメの暴走は止められませんので、ドラグをきつく締めて踏ん張りました。

ほんの3分程度のファイトでしたが、残念ながらラインが切れてしまいました。

どうやら、筏を固定しているロープで切れてしまいました。牡蠣殻がたくさん付いているので100号のリーダーでも簡単に切れてしまいました。

残念。

筏の上で天を仰ぎました。

f:id:sakura-Liu:20210808114216j:plain

筏釣りは17時までなので餌のボラをクーラーに入れて別のポイントに移動しました。

夕まずめ、移動してボラを投入した一投目。

友達の竿に強烈なアタリ。

釣り上げられたのは97センチの巨大アカメ。

神々しいまでのアカメの魚体に見惚れてしまいます。

ゆっくり眺めていたいのですが、写真を撮って素早くリリース。

巨大なアカメほどファイトに力を使いますのでキャッチから5分以内のリリースを心掛けます。

f:id:sakura-Liu:20210808115535j:plain

夜はルアーでアカメを狙いました。

友達のヒットから2時間後の午後8時。

私の竿にも強烈なアタリが!

絶対にアカメの引きです。

なんともパニックってる動画ですが、アカメの豪快なジャンプが撮影できました。


www.youtube.com

 

最後は水に飛び込んでのキャッチ。

念願のジャスト1メーターアカメ。

f:id:sakura-Liu:20210808114332j:plain

胴回りの太さと背びれの大きさ。

f:id:sakura-Liu:20210808114358j:plain

鱗も大きく、ライトに照らされ美しく光り輝いていました。

f:id:sakura-Liu:20210808114418j:plain

ヒットルアーは4年前と同じくノースクラフトのエアーオグル85SLM

フックは頑丈なOWNER CultivaのST66に交換してあります。

PE3号にリーダー80ポンド

f:id:sakura-Liu:20210808114439j:plainリーダーはザラザラになっていましたが、切れる心配はありませんでした。

f:id:sakura-Liu:20210808114454j:plain

私はアカメを押さえるのに必死です。

写真はすべて友達が撮影してくれました。

f:id:sakura-Liu:20210808114514j:plain

こんな大きな魚が生息している高知は、やっぱり凄いですね。

f:id:sakura-Liu:20210808114542j:plain

両手で掴むアカメに力が戻ってきたので、名残り惜しいですがリリース。

ライトに怪しく光る眼が印象的でした。

f:id:sakura-Liu:20210808114601j:plain

その後、2日間粘りましたが、釣れたアカメはこの1匹のみ。

またいつかアカメに会いに来よう。

f:id:sakura-Liu:20210808120526j:plain

怪魚アカメを育む自然がいつまでも続きますように。

いつでも自然がそばにいる

 

ハクレンを釣った。荒川編

2021年5月

ハクレンは中国原産の淡水魚でレンギョとも呼ばれています。

当時の食料難を考え日本には1878年に最初に持ち込まれ、1942年に本格的に移入されました。

 

数年前より、すっかりハマってしまったハクレンの釣りの楽しさを紹介します。

日本で棲息する淡水魚の中でも暴力的な引きが味わえる釣りです。

f:id:sakura-Liu:20210415204659j:plain

ハクレンの自然繁殖が確認されているのは利根川周辺のみで大きな河川でないとハクレンの卵は、ふ化しないようです。利根川と荒川も武蔵水路でつながっているので卵や稚魚が、荒川中流域までたどり着いたかもしれませんね。今まで小さい個体が釣れたことはないですが、ハクレンの寿命が15年程度と言われているので荒川でも繁殖しているのかもしれません。

 

いつもハクレン釣りをしているポイントはこちら。

基本的に釣魚が少なくなる真冬に練習も兼ねてハクレン釣りをしています。

温排水が流れ込むポイントは、魚が集まる場所になっています。

近くにコインパーキングもありますし、西高島平駅から歩いても30分です。

      

ハクレンの餌となるのは植物プランクトンで、口をパクパクして水を吸い込みながら濾し取って食べるています。小さいプランクトンしか食べていないのにどうしてこんなに大きくなるのか不思議ですね。

f:id:sakura-Liu:20210415204721j:plain

お勧めのエサは、マルキューのマッシュポテトです。1日釣りをするのには徳用サイズで2袋は用意してください。

また、マッシュポテト単体だと上手くまとまりにくい場合は、緑の袋のマッシュダンゴをブレンドするとエサ付けが楽になります。

         

 

   

f:id:sakura-Liu:20210415204739j:plain

100均で買ったボウルにマッシュを2カップ入れてねります。

適当にやらないで専用のカップを使用して、水もきちんと量ってエサ作りすると釣果も変わってきますから、エサ作りは大事です。

針に付け、水に入れた状態で適度にバラける柔らかさに仕上げてください。

大体5分くらいでエサがなくなる固さが良いと思います。ハリには、ピンポン玉くらいの大きさをしっかりと付けてください。

     

ハリはこちらを使用しています。

強くてかかりの良いハリがお勧めです。

f:id:sakura-Liu:20210415204828j:plain

魚はすべてリリースしますのでハリは、カエシを潰します。へら鮒のハリは、はじめからカエシのないスレハリがありますので便利です。サイズはかなり大きめを使用しています。

   

 ハリス付きで売っているハリが便利ですね。ハリスは、長さ30センチに調整してください。

    

ウキも大事なアイテムです。

300円くらいの安いウキを使用していますが、アタリがあると思いっきりアワセます。

強いアワセとハクレンのパワーファイトで安いウキだと壊れてしまいます。

ウキのボディはしっかりとしたウキを選んだほうが良いかもしれません。

f:id:sakura-Liu:20210415204846j:plain

 アタリはこんな感じです。

大きな魚の割にアタリは小さく繊細です。


www.youtube.com

この位ハッキリとウキにあたりが出ているのに魚が掛からない難しさもハクレン釣りの面白さです。

f:id:sakura-Liu:20210415204905j:plain

ロッドについて

色々試してみましたが、3メートル位のシーバスロッドが一番扱いやすいです。

というのも、アタリが取りやすいようにウキを固定して使っています。

ウキ下の棚は、だいたい2メートルなので竿が3メートルあるとハクレンとのやりとりでウキが邪魔しないので楽です。

f:id:sakura-Liu:20210415204922j:plain

     

私の使用しているロッドは、アブ・ガルシアのクロスフィールド XRFS-904M-TEです。

振り出し竿なので電車移動の私には持ち運びが便利なロッドです。

正直ロッドに関しては、シーバスロッドであれば何でも大丈夫と言いたいのですが、無理なやりをすると簡単に折れてしまいます。

ハクレンのスピード・パワーと重量感は他の淡水魚には中々ありませんから、やりとりにはご注意ください。

f:id:sakura-Liu:20210415204940j:plain

ハリスとミチイトもフロロカーボンの3号を使用しています。PEラインを使用する場合は、リーダーを2メートル程度取ってウキ下を調整してください。

リールは2~3000番台のスピニングリールで大丈夫。

しっかりと口掛かりすると気持ちいいですね。

f:id:sakura-Liu:20210415204956j:plain

ハクレン釣りに避けて通れないのがスレ掛かり(^_^;)

大きな身体でエサに寄ってきます。身体がハリスやエサに当たるとウキが横に動いたり浮いたりするのでアワセせますが、魚体にスレ掛かりすると大変です。

魚は口に掛けないと、取り込むまで時間がかかり、場合によってはハクレンのパワーで寄せられずバレてしまいます。

しっかり取り込みまで考え、ある程度の粘りのあるロッドは大事です。

f:id:sakura-Liu:20210415205014j:plain

 目が下のほうにあって愛嬌のある顔が特徴的。

荒川のハクレンは110センチが最大サイズと思います。利根川では130センチクラスのバケモノも確認されています。

f:id:sakura-Liu:20210415205034j:plain

 パクパクしながら奥に見えるエラでプランクトンを食べています。

f:id:sakura-Liu:20210415205056j:plain

大きな口も特徴的です。

歯は無いので指を入れても滑らかです。まったく痛くないです。

f:id:sakura-Liu:20210415205112j:plain

 陸に上げて写真を撮る場合は、丈夫なタモ網とブルーシートも必要です。

f:id:sakura-Liu:20210415205128j:plain

ハクレンの体表はヌルヌルとした粘膜で覆われています。できるだけ体表を傷つけないでリリースに心がけています。

f:id:sakura-Liu:20210415205207j:plain

体表が乾かないように水をかけてあげます。

f:id:sakura-Liu:20210415205233j:plain

リリースはブルーシートの両側を持ったまま川に入れます。

f:id:sakura-Liu:20210415205256j:plain

あとはハクレンのタイミングで泳ぐまで待ってリリース。

f:id:sakura-Liu:20210415205317j:plain

身近に味わえるパワーファイターとのやり取りを楽しめるハクレン釣り。

友達を誘うと魅了される仲間が続出です。

f:id:sakura-Liu:20210415205342j:plain

外国から持ち込まれ、日本で棲息する生物に対して悪意を向けることなく、ひとつの命ある生物として大切に扱いたい。そして現在の環境を維持して多くの生物が暮らしていける自然の中で生活していきたい。

 

いつでも自然がそばにいる

日本三大怪魚 イトウを釣った アイスフィッシング【冬の朱鞠内湖編】

日本三大怪魚(イトウ・アカメ・ビワコオオナマズ)を釣ってみようと思ったのが2016年。

それから3魚種の情報を集めはじめた。

だが、どの魚も一筋縄ではいかない。

その時一番頼れる友人に早速電話した。

イトウが釣りたい。

と言って直ぐに札幌行のチケットを押さえた。

東京から飛行機を使って北海道でイトウを釣れる場所を考えてみる。

まずは、猿払周辺、釧路の湿原あたりが候補に上がる。が、どこも遠い~

土日休みの私は、有給を2日付けても3泊4日が最長の日程。

しっかりポイントを絞って釣りをしないと時間がもったいない。そこで目につけたのが名寄市から車で1時間、北海道幌加内町にある朱鞠内湖!!

美しい景色の中でイトウ釣りができる最高の場所です。

1943年に雨竜ダムの完成で作られた人工のダム湖ですが、北海道の厳しい自然に守られた素晴らしい湖です。キャンプ場、宿泊施設もボート屋さんもあります。

ただし、コンビニがないです。途中で購入していきましょう。

 

釣りに関してはきちんと規則が決められていますので参考にしてください。

www.shumarinai.jp

 

朝焼けが美しい春の朱鞠内湖。ボート乗り場からの景色です。

f:id:sakura-Liu:20210202214343j:plain

雪解けしたばかりの5月中旬の湖

f:id:sakura-Liu:20210202214401j:plain

ポイントはズバリ。スタンプ(木の根っこ)です。

ここにイトウが隠れています。

f:id:sakura-Liu:20210202214414j:plain

イトウ

日本最大級の淡水魚で、体長は1mから大きいものでは1.5mに達します。記録上最大の個体では、1937年十勝川でおよそ2.1mのイトウが捕獲されたことがあるそうです。また体長1mに育つまで10年程度の時間が必要であるため大型の個体は少なく大変希少な魚です。

結局、2016年5月、2016年9月、2017年5月と3回チャレンジしてようやくイトウを釣ることができました。この時の話はまた後日、blogに残すことにします。

 

で今回は、イトウのアイスフィッシング編。

春から秋のイトウ釣りに満足していた私ですが、朱鞠内湖の氷上でイトウ釣りができると悪魔に誘われました。

調べてみると実際釣れるらしい。

マイナス20度の世界で氷上穴釣り、、、

凍死するかもしれない、、、

色々不安な中、真冬の朱鞠内湖に向かった。

 

2018年2月11日

朱鞠内湖のある幌加内は日本最極寒地で、すぐ近くの母子里(もしり)では1977年に氷点下41.2度を記録し、日本レコードを樹立しています。

久しぶりの冬の北海道にワクワクしていましたが、幌加内に近づくと道路はこんな状態

f:id:sakura-Liu:20210202214316j:plain

もうどこが道路かもわかりません。

雪道になれている友達の運転で安心です。

f:id:sakura-Liu:20210202214331j:plain

春とは表情が全く違う冬の朱鞠内湖

全面氷結で辺り一面、真っ白です。出発時は天気が良かったのになぁ、、、

f:id:sakura-Liu:20210202214440j:plain

ボート屋さん前では、皆様テントを張ってワカサギ釣りをされています。

でも我々が目指すポイントはもっと沖合。

f:id:sakura-Liu:20210202214452j:plain

ポイントまではスノーモービル

初めて乗りました。

f:id:sakura-Liu:20210202214504j:plain

まだまだテンション高めです。

f:id:sakura-Liu:20210202214519j:plain

ポイントの藤原北までは20分位だったでしょうか。めちゃくちゃ寒かった。

雪の為、眼も開けられず運転手さんの陰に隠れていました。

f:id:sakura-Liu:20210202214530j:plain

紹介されたポイントに到着して荷物を下ろすとスノーモービルは戻ってしまった。

不安だ❄️

お迎えの時間は15時。

回りの景色はこんな感じ。

過酷だ。

過酷すぎる釣り

一瞬、マジで凍死が頭をよぎる

f:id:sakura-Liu:20210202214540j:plain

雪を見慣れているベテラン勢は、ささっと準備して釣りを始めている。

ホカロンを追加しようと思って袋開けたら、ホカロンがキンキンに冷たいしwww

貼るのをあきらめました。

f:id:sakura-Liu:20210202214552j:plain

氷に穴開ければ温まりますよ~

って教えてくれたのでチェレンジしてみた。

過去に氷上ワカサギで開けた穴は深さ30センチ程度。でもここは日本最極寒地の朱鞠内湖

氷の厚さが1メートル。通常のドリルでは氷を貫通できません。

ポイントの看板には特注のドリルがおいてありました。

めちゃくちゃドリル長いよ~

そして一つ穴を開け終わるころには、汗だくになっていました。

f:id:sakura-Liu:20210202214603j:plain

みんな思い思いのポイントに穴を開け、先ずはイトウ釣り餌となるワカサギを狙います。

f:id:sakura-Liu:20210202214626j:plain

やば~

雪も風も強くなってきた。

俺、大丈夫か

大丈夫だよなと言い聞かせ。メンタルを保つ。

ようやくワカサギのアタリが出て、釣れ始めました。

ワカサギは、群れで行動するので一人が釣れるとみんながそのポイントに集まります。

手袋無しな北海道の精鋭たち

f:id:sakura-Liu:20210202214655j:plain

チヌ針の1本仕掛けにワカサギを背がけにして穴に投入。

いよいよイトウのアイスフィッシングがスタート。

ワカサギが底付近を泳ぐように仕掛けを入れました。

だいたい深さは、10メートルくらい。

f:id:sakura-Liu:20210202214711j:plain

 鈴をつけて竿は雪の中に刺しておきます。

後は、ただ待つだけの釣り。

f:id:sakura-Liu:20210202214725j:plain

鈴がなった???

手持ちで確認します。

風で鈴が鳴ったのか?はたまた幻聴か?

f:id:sakura-Liu:20210202214737j:plain

あまりにもイトウからのあたりがない。

新しいポイントを求めて穴だけが増えていく。

穴だらけになったけど、しばらくすると直ぐに凍るから穴で転ぶことはない。

f:id:sakura-Liu:20210202214752j:plain

お腹すいたねぇ

なんてしゃべっていると

f:id:sakura-Liu:20210202214807j:plain

けたたましく鈴がなった。

竿をみるとガンガン引かれている。自分の竿だ。

慎重に慎重に巻き上げる。

氷の穴から魚が見えるまで何が掛かっているかわからない。

ドキドキします。


日本三大怪魚 イトウを釣った 【冬の朱鞠内湖編】①

釣れたのはアメマス。

残念ながらイトウではありませんでしたが、キラキラして綺麗な魚です。

f:id:sakura-Liu:20210202214934j:plain

お昼前ですが、朝が早かったのでお腹がすきました。

北のベテランコック達が準備を初めました。

f:id:sakura-Liu:20210202214948j:plain

雪上でまさかの天ぷらって(゚д゚)!

f:id:sakura-Liu:20210202215001j:plain

揚げたてのエビ天が最高です。

釣りたてのワカサギもあっという間に美味しい天ぷらになりました。

f:id:sakura-Liu:20210202215016j:plain

私はただ食べるだけの人。

美味しいご飯を食べると身体が温まりますね。

f:id:sakura-Liu:20210202215027j:plain

ごちそうさまでした。

お腹いっぱいで大満足。

本当に美味しかった。

寒さにも慣れて寝転んでいますが、普通にマイナス10度くらいの気温です。

この日はこれでも暖かかった。想定していた気温はマイナス20度。

こっそり一人用のテントを持参していたので、最悪自分だけ逃げ込もうと思っていましたm(__)m

f:id:sakura-Liu:20210202215041j:plain

食後にまったりとしていると

またまた鈴の音が鳴った。

音の先では、またまた自分の竿が曲がっている。

f:id:sakura-Liu:20210202215057j:plain

そしてついに

うるさいです。音量に注意してください。


日本三大怪魚 イトウを釣った 【冬の朱鞠内湖編】②

 ようやく釣れたイトウ。

f:id:sakura-Liu:20210202215145j:plain

寒い中で頑張った甲斐がありました。

f:id:sakura-Liu:20210202215159j:plain

穴から出てきたイトウの顔は忘れられません。

f:id:sakura-Liu:20210202215215j:plain

60センチでした。

f:id:sakura-Liu:20210202215229j:plain

40センチのアメマスと比べると太さ厚みが違いますね。

f:id:sakura-Liu:20210202215244j:plain

パシャパシャ写真を撮って2匹ともリリース。

もっと大きくなってね。

f:id:sakura-Liu:20210202215302j:plain

嬉しすぎて雪上ダイブ。

f:id:sakura-Liu:20210202215317j:plain

初めは凍死するかと思ったけど何とかイトウが釣れました。

f:id:sakura-Liu:20210202215334j:plain

やっぱり釣りしていると時間が過ぎるの早いですね。

15時にちゃんとお迎えがきました。

電波が通じないので忘れられていたら、どうなるのでしょうか(^_^;)

f:id:sakura-Liu:20210202215353j:plain

日本国内でも有数の大自然を誇る朱鞠内湖

f:id:sakura-Liu:20210202215416j:plain

釣りだけでなく自然を楽しむだけでも贅沢な気分になれる場所です。

是非訪れてみてください。

ただし、冬の朱鞠内湖の場合は万全の防寒対策が必要です。

雪なし県から行く場合は、事前に雪上訓練してください。

北海道の自然は容赦してくれませんから。

では、また。













 

 

ハゼを釣った。東京 横十間川編

ハゼ 釣り 横十間川 小名木川 クローバー橋

2020年11月

急にハゼが食べたくなった。

冬に深場へ移動してしまう前に秋の深まる文化の日、気軽に釣りができる東京都墨田区江東区を流れる運河、横十間川に行ってみました。

半蔵門線、都営新宿線住吉駅から徒歩で10分で到着しました。途中、運河の中を眺めながらくるのでもう少し時間はかかります。

運河沿いは、近所の方の生活道路になっていますから、かなり自転車や人の通行が多い場所なので気をつけて釣りしましょう。

釣竿だしていて自転車に踏まれても文句言えないかも、、、

釣り可能エリアの看板もありますので安全にルールを守って釣りしてください。

f:id:sakura-Liu:20191104113953j:plain

川をのぞきながらハゼが見えるか確認します。

f:id:sakura-Liu:20191104114225j:plain

カメラを水中に沈めてみました。

こんな綺麗な砂泥の底が見えればハゼはきっと棲息しています。

しばらく見ていると目が慣れてきます。

石やゴミの陰に隠れていますので海底を観察していると泳いでいる姿が見られるかもしれません。見えているハゼの前に餌を落とすとパクッと食べるところを見られるかもしれません。

ハゼの食べるスピードはかなり早いので見釣りはなかなか難しいです。

 

マハゼ

日本全国に生息して海水と淡水の混ざる河口や港湾部によくいます。夏から秋にかけては浅い砂泥地にいますが、冬場になると深い場所に移動してしまい釣るのが難しくなります。

春になると浅場に戻ってきて産卵します。でも産卵後には、死んでしまいます。

ハゼの寿命は1年なのです。

 

今日のポイントはこちらです。

横十間川小名木川の合流地点にあるクローバー橋のたもとです。

コンビニも近くにあって対岸にトイレもあり便利な場所です。

釣具屋さんも近くにありますが、歩くと距離がありますので持参に購入していると良いと思います。

f:id:sakura-Liu:20191104114806j:plain

 

今回の仕掛け

ロッド:スピニングリール用ロッド 2m

リール:ダイワ フリームス2506

ライン:ナイロン 2号

おもり:1~3号

 針:OWNER 赤袖5号

ハゼ用片天秤

餌:ミミズ小

特にこれでないと釣れないことはないです。一応、天秤があると仕掛けが絡まりにくくなるのであると便利だと思います。

何匹け釣ると針先が弱く、かかりが悪くなるので予備の替え針があるといいです。定期的に交換すると釣果が良くなりますよ(^。^)

f:id:sakura-Liu:20191104115716j:plain

 

はい

釣れました(^O^)

f:id:sakura-Liu:20191104121023j:plain

釣り方としては、足元を狙います。

スピニングリールを使っていますが、投げません(笑)

投げると効率が悪くなるのです。

短い竿で手返し良く手前のポイントを探っていきます。

① 竿が届く範囲で岸際から川底を釣ります。

まずは、岸際ギリギリから狙ってください。

② 30秒位ブルブルとしたアタリがなければ移動します。

③ オモリを上げて10㎝移動。

④    アタリがなければまた移動。

⑤    この繰り返しでひたすら歩きます。

⑥ ただ足元でアタリが無くなったら、リールを使ってキャストして広範囲に探ってみましょう。

ハゼは、条件の良い場所で何匹か群れています。

1匹釣れたら、場所を忘れずにまた同じ場所を釣ってください。私は、いつも忘れないように木の枝を刺しておいたり、写真を撮ったりしているとポイントを忘れなくなります。

探れる範囲まで行ったら、戻りながらまた釣れたポイントに仕掛けを落とすと結構な確率でハゼが釣れたらしますから、試してみてください。

 

マハゼ 可愛いですね。

2時間くらいで20匹位釣れました。

小さいのはリリースしています。

大きくなってからのほうが美味しいので(^ν^)

今日はすぐに料理しますので綺麗な水でキープしておきます。

ペットボトルの水を買っておきました。

f:id:sakura-Liu:20191104122851j:plain

 

さて、ある程度釣れたので

早速

美味しくいただきましょう

綺麗な水に入れたハゼをジップロックに入れます。

そこに料理酒を入れてハゼの臭みをとります。

お酒から出して今度は、塩を入れてハゼのヌメリを取ります。

f:id:sakura-Liu:20191104123035j:plain

小さなウロコがありますから丁寧に包丁で取ります。

さぁハゼを捌きます。といっても中骨はそのままです。背中側から包丁を入れて指で頭を持って首を折るようにお腹の方に捌くと内臓ごと綺麗に取れます。

面倒な時は頭からお腹をバッサリと包丁で捌くと楽です。

お腹を綺麗に洗って準備完了!

小麦粉などはタッパーに入れてきているので使った後もそのまま持って帰れます。

しっかりとキッチンペーパーで水気をきってから衣につけて

f:id:sakura-Liu:20191104123712j:plain

じゅわじゅわ

f:id:sakura-Liu:20191104123806j:plain

カラカラ

f:id:sakura-Liu:20191104123953j:plain

塩を振って

はい完成

ちょっと衣が固かったかなぁ(^_^;)

f:id:sakura-Liu:20191104124034j:plain

釣ったら、その場でクッキング!

釣り人の特権ですね

天ぷらにすると衣のサクサクと白身でフワフワのハゼは、ビールのお供に最高です。

f:id:sakura-Liu:20191104124122j:plain

毎年、秋のお楽しみ。

11月末までは釣れると思います。

 

調理に使用した器具

   

 

油の扱いと火の扱いには十分に気を付けてください。火事や火傷したら大変ですからね。

使用後の油は、100均で売っている固めるテンプルでしっかり固めてから持ち帰って処分しています。

便利なものがあって助かります。

 

では、また(=^・^=)