大鳥池のタキタロウを釣る
2019年8月
大鳥池のタキタロウを釣りたいと思い2013年から挑戦して7回目。
毎回、違う顔を見せる大鳥池に翻弄されています。
と言うのもタキタロウの棲息する大鳥池の水は水田の農業用水に利用されています。このため、下流が水不足の年には水門を開き放水します。
つまり、行ってみないと満水か減水かわかりません。(^_^;)
今年(2019)は、過去最大の満水でした。
自分なりにまとめたタキタロウを釣るためのポイントを4つの場所に分けました。
① 水門前
水門の堰堤前は8メートル位で最初のブレイクになっています。
意外と深場になっていてタキタロウの有望ポイントです。
解禁当初は堰堤下でヒメマスが狙えます。
① 水門下のポイント(プール)
とりあえず1匹イワナの顔が見たい時に狙ってください。
意外と大物が潜んでいたりします。
①水門前から②東沢へ
以東岳の直登ルートに沿って東沢を目指します。
写真のように危ない箇所もありますから注意してください。
② 東沢に向かう見晴らしの良い場所からの大鳥池です。
増水時と減水時の水量はこれだけ変化します。
減水時はブレイクまで歩けます。
② 東沢インレット
もっとも足場の良いタキタロウの有望ポイントです。
ただし、通常時はブレイクまで遠くルアーでの釣りは苦戦します。
写真は、2018年の減水時のものです。これだけの減水は稀だそうです。
東沢インレットで釣れたイワナ
大鳥池で釣れるイワナには色々な模様とカラーが存在しています。
② 東沢本流
減水時は伏流水となっていますが、上流まで登るとちゃんと水はありイワナもいます。
白斑点の綺麗なイワナ
頭にまで模様の入ったイワナ
③ 中ノ沢への道
ここからは、上級者?向けのポイントになりますwww
この支流のトンネルを抜けると③中ノ沢ポイントへのルートになります。
②東沢から③中ノ沢の間の岬
減水時は楽々ですが、通常時はここまで行けません。
過去一度、途中から崖を登り薙(ナギ)を下りて中ノ沢まで行きましたが、4人中2人が竿を折ってしまいました。
ただの苦行になりますのでお勧めしません!
③ 中ノ沢インレット
普段人の入らないポイントだけあって魚が多いです。
ここも②東沢同様、遠浅の砂地の先がブレイクになっています。
7センチまでの小型ミノーで20~30センチのイワナが果敢にチェイスしきます。
オレンジ斑のあるイワナ
③ 中ノ沢本流
細い沢になります。
魚は多いので、餌釣りすると小さいイワナが入れ食いになりますよ。
タキタロウの特徴として、口は三ツ口でウサギに似ていると表現されています。
この子はこれからタキタロウになるタキ二郎かな。
④ 右側
最後のポイント紹介は右側(笑)です。
タキタロウ山荘より三角池に向かう方向、、、つまり山荘を出て右側に行くのでポイント名が右側になりました。
このポイントも登山道をここだ!と思う場所から大鳥池側に進みます。
ひざ下程度の水深があるワンドを奥に進むと小さなインレットに出ます。
特徴としては、ブレイクまで近く② 東沢より流木や大きな石が少ないので釣りやすいポイントです。
④ 右側
9月末の紅葉は見事ですよ。
④ 右側
最後は断崖に阻まれて進めません。
ここは、急深になっていてタキタロウ本命ポイントではないかと想像します。
ただし、④ 右側ポイントもかなり危険です!
結果、大鳥池は湖畔沿いを1周できません。
タキタロウ山荘管理人の息子さんはこの崖を越えて1周されたそうです。(普通の人はマネできないです。)
番外編
大鳥池の仲間たち
アブラハヤ
岸近くにはアブラハヤの稚魚が沢山います
最強の主
結構な確率でルアーにヒットします。
さて
【ポイント編】いかがだったでしょうか。
毎年タキタロウに近づいていると信じています。
次回
タキタロウ現る???
【タキタロウ(仮)編】に続きます。