モアイに会いたくて
2019年12月25日から2020年1月5日まで年末年始をイースター島で過ごすことにしました。
40時間以上かけて地球の裏側チリのイースター島を目指しました。
イースター島 ラパ・ヌイ イスラ・デ・パスクア モアイ チリ サンティアゴ アナ・カイ・タンガタ
2020年1月2日(木)6:00起床
イオラナホテルは、目の前に太平洋が広がり町の喧騒から離れて静かに滞在できました。
町中は、犬の遠吠えやニワトリ、うるさい飲食店もあって人によっては、寝られなかったといった書き込みもありました。私は全然気になりませんでしたけど。
2泊で5万円。イースター島の宿泊場所は沢山あります。
1泊10万円するようなホテルもありますが、朝食付きエアコン付きで検索すると大体このくらいの金額になります。
年間を通じて旅行のベストシーズン&年末年始ですし。
宿泊費を抑えるならば、コンドミニアムやキャンプ場もあります。
犯罪がほとんどないイースター島ですが、世界中から観光客が集まる場所。
安全を考えるとある程度の出費は必要だと思います。
朝食前のお散歩
部屋から庭に出まして、そのまま海岸へ
目的は
アナ・カイ・タンガタ
アナ=洞窟
カイ=食べる
タンガタ=人間
名前の通り食人伝説が残る場所です。部族間の争いで敗れた部族が犠牲になったとか伝説が残っています。実際に発掘した時に人骨が発見されています。
歌や言葉が残っているイースター島にも文字がありました。
ロンゴ・ロンゴ文字です。
現存する文字は木版に記されていますが、それを読める人がいません。
奴隷狩りや天然痘によって文字を読める人がいなくなってしまいました。
文字の読み方が面白く。
右上から読み始めて2行目は木版を上下逆さまにして、今度は2行目を右から読みます。そしてまたひっくり返して読みます。
不思議な読み方ですね。
解読されている内容は、家系図のようなものだったと考えられています。
イースター島博物館のHPです。
数少ない木版 コハウ・ロンゴ・ロンゴが掲載されてます。
話をアナ・カイ・タンガタに戻します。
ウロウロしていると入口の階段を発見。
10mほど階段を下りると洞窟がありました。
アナ・カイ・タンガタの洞窟。
ほとんど奥は崩れてしまっています。
洞窟正面の左上に綺麗な岩絵が残っています。
沢山の鳥人間の絵画。
赤と白の色彩が印象的でした。
恐ろしい伝説が残っているアナ・カイ・タンガタですが、ここもラパ・ヌイの人々にとっての大切な聖地であることを実感できる場所。
今は階段があるけど、当時はここに降りるだけでも大変だったと思います。
8:00 海をみながら朝食
南国風のレストランでイースター島最後の食事を頂きました。
部屋に戻る途中に猫一家がいました。
生後1ヶ月くらいでしょうか
子猫が3匹
従業員のみんなに愛されている子猫たちでした。
もっと遊んでいたかったけど、空港に荷物おいてから、ガソリン入れてレンタカー返却して空港まで歩く予定。
可愛いなぁ
イオラナホテルを後にしてガソリンスタンドへ
ガソリンスタンドは空港近くに2か所あります。
日本では満タン返しが一般的ですが、ここで注意!
借りるときにキズのチェックとガソリンメーターもチェックしてください。
写真に撮ると良いです。
レンタル時に2/3しか入ってなかったので、お店の人に刻みながら入れてもらいました。
ガソリン代金は1リッター160円くらいで日本と同じ位の値段します。
レンタカーの返却は簡単なチェックで終わりました。
イースター島での観光はレンタカーが必須です。値段は高くなりますが、オートマチックの車もあります。
自損事故にさえ注意すれば、問題なく運転できますので是非レンタカーにチャレンジしてください。
返却後、メインストリートのアタム・テケナ通りを20分歩いて空港に
出発2時間30分前なのでまだ人は少なめ
利用するラタム航空ですが、ダブルブッキング等の話も聞きますので事前のwebチェックインは必須です。
最初のホテルで聞いた話ですが7人グループの日本人で4人が年内に入島できなかったそうです。1日1便なので満席が続くと空きがあるまで搭乗できない、、、
ツアーだとしても気は抜けないですね。
無事にチェックインして空港内のお土産屋さんチェック。
コンパクトに色々売ってありました。
飛行機が到着するとホテルのお迎えラッシュで大騒ぎ。
6日前の入島時を思い出しました。
初めて見ましたが、セキュリティー内外で利用できる売店&軽食屋
陽気な店員さんがモアイのTシャツを掲げてくれました。
1時間前にようやくセキュリティを抜けました。
行列を気にしなければ空港到着もゆっくりでいいかもしれません。
どーせ飛行機会社1つで1日1便のみなので
中にもお土産屋さん
のんびり飛行機待ち
ついに搭乗開始。
入島した時とは逆に進んで行く
またまた、思い思いに撮影会
帰りは5時間
11:45発~サンティアゴに18:30到着。
ラパ・ヌイらしいドリンクと一緒に離陸
眼下にみえるのは、女性のモアイのあったアフ・ビナプ
緑と青と白
モアイに代表されるイースター島ですが、文化を大事に守っている島民の温かさが素晴らしい島でした。
またいつか訪れたい場所。
さようならラパ・ヌイ
サンティアゴ
天国の島から都会へのギャップが厳し現実。
そう思って最後は良いホテルを予約しました。
といっても1泊17,000円
イースター島より物価が安いので助かります。
みんなお金持ちに見える。
いまだにデモの続くサンティアゴなので安全なホテルが賢明です。(2020年1月当時)
エレベーターが金ピカです。
Tシャツでウロウロしているの俺くらいだし(^_^;)
明日から日本まで45時間。
今日はゆっくり眠らないと。
綺麗ですべてパーフェクトな部屋でした。
夕食のレストランを求めて町中へ
デモによって閉鎖されている地下鉄への入口。
早くデモなどしない生活に戻ることを祈ります。
相変わらずの落書き地獄にうんざり。
おじさんに誘われるままに席へ
LAS DELICIAS
近くに警察署もあって安全な地区です。きっと
お勧めのプレートセットです。
南米に来たら肉を食べないとね。
牛肉が美味しいです。
フライドポテトもてんこ盛りでお腹も一杯になりました。
ホテルへの帰り道に自転車デモ隊?に遭遇。
何だかちょっと楽しいそうなデモ隊でした。
明日は、午前中にサンティアゴの市内観光。
13:00には空港に行かないといけない。
ホテルに帰ってスーツケースに荷物をまとめないと←これが1番面倒。
おやすみなさい。