マルタウグイを釣った。多摩川編

2020年4月

春の風物詩マルタウグイを多摩川で釣ってみた!

桜が咲く時期になると多摩川に産卵のため遡上してくる魚

ポイントから釣り方まで紹介したいと思います。

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マルタウグイは、3月下旬の秋分の日あたりから多摩川下流の丸子橋あたりから釣れ始めて4月中旬に調布周辺に遡上してまた海に帰ってしまいます。

最大で50センチになります。小骨が多いのであまり食用には適さないようです。

友達が持ちかえり食べてみましたが、残念ながら多摩川のマルタウグイは生臭く美味しくなかったそうです

 東京湾河口付近に普段は棲息しているようですが、海釣りで釣れたことがあまりないです。過去2回、サビキ釣りで釣れたことがあるけど婚姻色がでていないマルタウグイは真っ黒で違う魚に見えました。

マルタウグイ釣りのポイントについて

マルタウグイの釣り場は瀬です。写真のようなポイントと見つけてください。

バシャバシャと産卵行動がみられる場所を見つけられたらラッキーです。

ひたすら歩いて探します。

多摩川も台風などで増水して毎年、地形が変わってしまいます。去年、釣れたポイントでも行ってみないと分からない。できるだけ変わっていないことを思いながら釣り場に向かいます。

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広い河川が狭くなって流れが速くなっている場所がベストです。

マルタウグイも集まっています。

この時期、深場でたくさんのマルタウグイが泳いでいるのを見かけますが、深場にいるマルタウグイはルアーには反応しません。

見える魚に散々ルアーを投げましたが、一度も釣れたことがありません。

深場から瀬に入って興奮しているマルタウグイをルアーで狙います。

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マルタウグイ釣りの使用ルアー

ラパラCD3-5センチ

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シンキングペンシル(板オモリチューン)

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できるだけ底を長く引けるルアーが良いです。

フックはシングルバーブレスにチェンジしています。

トリプリフックのままですとスレがかりも多く根がかりも多くなります。魚を大きく傷つけてしまいますので是非シングルフックに交換してください。

マルタウグイ釣りを引っ掛け釣りと勘違いされている方も多いかもしれません。きちんと狙えばしっかりルアーに反応しますから、ルアー釣りのターゲットとして楽しんで」ください。

お勧めはラッキークラフトのワンダーです。

シンキングペンシルの釣り方がわかるとマルタウグイの釣りはとても面白くなりますよ。

マルタウグイの釣り方

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マルタウグイが群れている上流にルアーを落として巻くだけですが、きちんと食わせるにはコツがあります。

口が下を向いている魚なのでルアーが底を這うように群れの近くを引いてください。

この時、竿先はやや上向き。

ルアーだけ底を泳ぎ、ラインは水の流れに影響されないように竿を立てて操作します。

流れに合わせてラインを巻き取る感じです。ラインをゆったり張っているとアタリが、ガツンときます。アタリと同時にマルタウグイは上流に走ります。

決してマルタウグイが下流に行かないようにロッドを操作してください。マルタウグイに主導権を取られると魚の引きの強さと、川の流れの強さで釣り上げるのが難しくなってしまいます。マルタウグイが下流に行ってしまうと、ただただ重たくなってしまいますから注意が必要です。

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こんな感じで口元は下を向いています。なので捕食も下向き。

産卵行動中は餌を食べないと言われてますが、実際はどうなのでしょうか。

普段、エビやイソメ系を捕食しているので目の前にルアーがくるとつい反応してしまうからだと思ってます。だから、しっかりルアー釣りが成立します。

もしくはルアーが攻撃対象になるからでしょうか?

でもフックはしっかり口の中に掛かっていますのでエサとして反応しているのではないでしょうか。

マルタウグイ釣りで釣れる他の魚たち

鯉。多摩川の鯉はとてもスレています。泳いでいるのを良く見かけますが、周りに人が多いと気配で逃げてしましいます。静かに近づいて釣りをすればかなり大型の鯉もいますのでビックファイトを楽しめる身近な魚です。

そして花粉症がとても辛い春(涙)

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普通のウグイも釣れます。マルタウグイに比べて少し小ぶりの30~40センチ。

この時期のウグイの婚姻色は、赤のラインが2本です。

マルタウグイよりも群れが小さいのでなかなか釣るのが難しいです。

ほとんどボディが真っ赤なので婚姻色の出たウグイもとても綺麗です。

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ニゴイの婚姻色

顔の回りに追星(産卵期の雄に現れるブツブツ)が出ています。

この時期のニゴイは真っ黒で超カッコイイです。

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マルタウグイの婚姻色は赤が1本。黒と赤のコントラストがとても綺麗な魚です。

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春の多摩川を楽しむために

春は沢山の魚の産卵期のシーズン。

少しだけお邪魔してできるだけ魚を傷つけないように心がけています。

カメラを水中に沈めてみると春の川の中は賑やかでした。

マルタウグイの集団と鯉・ヘラブナが沢山泳いでいます。


春の多摩川 マルタウグイ

毎年、年に一時期だけのマルタウグイ釣り。

来年も多摩川で会える事を楽しみにしています。

 

メキシコ 世界遺産と古代遺跡の旅 ⑧ テオティワカン編

2019年3月1日(金)今日も5時起床。

まだ暗いうちから活動開始。

ホテルでタクシーを呼んでもらいテオティワカン遺跡に向かうために北バスターミナルへ

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 テオティワカン遺跡行のバスは、見つけにくいので参考にしてください。

 バスの運転手さんに遺跡に行くことを伝えて最前列の座席に。

乗り降りしやすいし、困ったときは運転手さんと会話しやすい。

乗り物は前列にいつも乗るようにしています。

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テオティワカン遺跡には3か所入口がありますが、一番南口のケツァルコアトル神殿の近くの入口でバスを下ろしてもらいました。

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入場料一人75ペソ(600円)

あれ?

テンプロ・マヨールも国立人類学博物館も75ペソだった。って今気がついた。料金一律なのかな?

ちなみに日曜日はメキシコ人が無料になるので混み合うそうです。

テオティワカン遺跡は、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した神官を中心とした平和的な文明です。

12世紀頃にやってきたアステカ人は、この遺跡を見つけて神々の都市(テオティワカン)と名付けました。 

7:45分 まだ早いので人は少ないし、お土産物屋さんも空いてない。

貸し切り状態。

上のほうは、崩れはじめていますが、朝日に輝くケツァルコアトル神殿

神々しい眺めです。

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四角く丸い目をしたトラロック(雨の女神)

 

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ケツァルコアトル(羽の生えた邪神・水と農耕の神) 

まだ、赤い色が残っているのがみえます。

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南北に続く死者の道

 月のピラミッドまで2㎞あるけど歩こう(^O^)/

少~し 上りなんです。

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てくてくテクテク

半分きたかな。

まだ時間が早いので気温も高くなく快適に遺跡見学できます。

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途中で子犬と遊んだり

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太陽のピラミッドに到着。

この写真はピラミッドから降りた後です。

あっという間に人が増えました。

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近くで見ると急ですね。

高さ65m

一辺225m

階段は248段

ゆっくり登りましょう。

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所々で休み休み

登りと下りは一方通行です。

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頂上に到着~

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素晴らしい眺め

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さっきまでいたケツァルコアトル神殿が小さく見えます。

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反対方向は月のピラミッドが。

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人懐っこい野良犬ちゃんも遺跡で遊んでいます。

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さぁ

また歩きます

月のピラミッドへの一本道

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近づいてきました。

そして気温が上がってきました。

まだ10:30なのに暑いです。

日除けもありません。

日傘や帽子があると便利です。

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途中にあったジャガーの壁画

乾燥している土地なので色彩が綺麗に残るのでしょうか。

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ようやく到着

月のピラミッド

高さ42m

底辺150m×130m

一段目まで登ることができます。

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太陽のピラミッドよりさらに急

みんなへっぴり腰で登ってます。

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おばあちゃんはキツイでしょ。

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死者の道の北端にあり眺めは最高。

当時の神官になった気分です。

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日本人が珍しいのか?

メキシコの高校生に取り囲まれ撮影会に(笑)

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入口1近くにあるケツァルパパロトルの宮殿。

かなり修復された神官の住居跡です。

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ケツァルの絵

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ほら貝の吹く羽毛のあるジャガーの図

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最後の最後に名残り惜しいので高台から死者の道が見える場所へ

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ティオティワカン遺跡 死者の道

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12:30になりました。

お腹もすいたけど食べる場所が少ない。

お土産物屋さんやジュースは売っています。

ウロウロしているとバスがきたのでそのまま乗車。

おばさんが車内でアイスを売っていた。

美味しいぃ

生き返った。

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バスはまた北バスターミナルに到着。

お土産が買いたかったので地下鉄にのって銀製品のお店が集まる。

インスルヘンテス市場へ移動します。

とても入口が分かりにくいですが、市場の中はギラギラです。

日本で買うより安いですし、デザインもメキシコらしいものばかりです。

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続いて向かったのがシウダデラ市場

壁に大きくCIUDADELAと書いてあるので分かりやすい。

でも入口は小さいです。

泥棒対策なのでしょうかね?

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沢山の土産物屋さんと奥には食事処。

数あるお店の中で看板猫(=^・^=)に釣られて店内へ

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狭い店内で

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ごちゃごちゃしていましたが、

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招き猫のおかげでお客様も絶えないお店。

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お土産物屋さん巡りの仕上げは民芸博物館へ

入口で荷物を預けて中へ

お目当てはギフトショップ。

シウダデラ市場などで扱っているお土産物より少し高価ですが、良い物ばかりでした。

先にこちらのギフトショップを見てからシウダデラ市場にいったほうが良い買物ができるかもしれません。

もう18:00

今日0時に飛行機が離陸するのでホテルに帰ります。

 

最後の晩餐はホテルの最上階にあるレストランで食事をしました。

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美味しい晩御飯とメキシコシティの夜景に癒され最終日が終わりました。

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22:00にタクシーで空港に向かいますが、30分で到着するのに1時間もかかりました。

24時間渋滞しているメキシコシティの交通事情に最後までハラハラ。

夜中だと思って安心しないで空港への到着は早目がお勧めです。

23:00にチェックインしてメキシコよ。

さようなら。

 

14時間30分のフライトで成田に到着。

直行便は楽でいい。

本場のルチャリブレも見たかったし博物館も、もっとゆっくり見学したかったかな。

まぁトラブルも無く、十分楽しめたから満足。満足。

メキシコ編

 

 

 

 

 



メキシコ 世界遺産と古代遺跡の旅 ⑦ メキシコシティ観光編

2019年2月23日からスタートしたメキシコ旅行。

本日2月28日(木)で6日目。

 

あと二日で終わってしまう、今日も全力で遊びます。

朝5時起床。

グアナファトから長距離バスに乗ってメキシコシティを目指します。

前日にホテルでタクシーをお願いして20分でグアナファトの西バスターミナルへ。

メキシコの乗り物事情は下記記事を参考にしてください。

7時、グアナファトを出発したPrimera Plus Busは5時間かけてメキシコシティの北バスターミナルに到着。

連日の疲れか標高の高さか、時差ボケか?

バスの中では、ゆっくり睡眠できました。

明日のテオティワカン遺跡に行くのもこのバスターミナルを利用します。

バスターミナルのタクシー(900円)を利用してホテルに向かいます。

ところが、20分で到着する距離なのに1時間かかりました。

事前情報のなかったメキシコシティの大渋滞!!!

この後も渋滞に悩まされます。。。。

結局タクシーはホテルの近くで下りました。

ホテルが見えているのに動かないから。

 

明日の夜中、出国まで利用する本日の宿。

グラン ホテル シウダッド デ メヒコ

ツイン2泊で36,000円。

13:30 ホテルにチェックイン。

ウェルカムシャンパンを頂き、ご満悦。

メキシコシティの渋滞と埃と人の多さに疲れ気味の身体に染み渡りました。

部屋の中はこんな感じです。

 

こちらのホテルは、ソカロ広場に面していて地理的に大変便利な場所です。

お値段も相場よりは高めですが、ソカロ広場側でない部屋は上記の金額くらいで宿泊可能です。

ソカロ広場側のバルコニー付きの部屋は、とても人気で予約しにくいようです。

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クラッシックで落ち着いた雰囲気。

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廊下には、お水とリンゴがフリー (^O^)/

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14:30ゆっくりしていられない。今日も忙しいのです。

ホテルを飛び出しソカロ広場を回りながら、メトロポリタン・カテドラルへ

民族衣装をまとったパフォーマーの人たちがいたり

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呪術師が祈禱していたり

黒シャツの男性は水をかけた葉っぱで叩かれていました(^_^;)

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メトロポリタン・カテドラル

中南米で最大級の教会。

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大きく3つの祭壇に分かれていました。

どれも素晴らしい装飾で1681年に100年かけて完成しました。

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お腹が空きました。

まだお昼ご飯食べていなかった。

テンプロ・マヨール(アステカ遺跡)傍のレストランでランチ

ソパ・デ・アウテカ(トマトスープに揚げたトルティージャを浮かべたスープ)

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お腹も一杯。

15:30  古代アステカ帝国の中央神殿の跡、テンプロ・マヨールに行きました。

一人75ペソ・600円。

入口で荷物を預けます。ペットボトルも禁止です。

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古代アステカ帝国は、テスココ湖の小島に首都テノチティトランを築きました。現在のメキシコシティは、このアステカ帝国の遺跡の上に造られた都市なのです。

古代のメキシコシティは水上都市だったのですね。

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神殿の一部が復元されて公開されています。

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蛇頭

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水上都市だけに古代の水道施設の跡も残っていました

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前情報があまり無く地上のみの見学だと思っていたテンプロ・マヨール。

ところが、併設された博物館の展示が素晴らしかった。

下の写真は、1979年に電力会社の工事中に発見された8トンもある『月の神コヨルシャウキの円板』です。

直径3mの大きさ。当時の権力者の力の象徴です。 

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2006年に発見された女神トラルテクトリ(大地の主)。

人間と比べてみると大きさが良くわかります。

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テンプロ・マヨールで一番崇拝されていた『雨の神トラロックの像』

トラロックの可愛い姿に騙されてるしまいますが、生贄の文化で知られるアステカ帝国

トラロックのキバが生贄文化の恐ろしさを物語っている感じがします。

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本日のメイン!

この後に行く予定の国立人類学博物館の閉館時間が19時!

焦ります。もう16時。

テンプロ・マヨール博物館だけでも見学に半日は必要でした。

 

悪魔の像。 コミカルだけど恐ろしさを表現している複雑な像。

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イーグル戦士の彫像

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こちらの博物館で一番のお気に入りが、これらのナイフ。

なぜ目をつけるのか?

なぜ歯をつけるのか?

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生贄の心臓を取り出すために使われたのかもしれない。

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だけど可愛いwww

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魚の好きな私の目を引いた魚介類の展示物。

ハリセンボンやサンゴ

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ノコギリエイの口のような発掘物も展示されていました。

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後ろ髪を引かれる思いで16:30

テンプロ・マヨールを後にしました。

 

どうせ地上は渋滞しているので地下鉄を乗り継いで国立人類学博物館に到着。

時間は17:00、閉館まで後2時間。

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入場料は、75ペソ 600円。

クロークでバックなどの荷物は預けます。

メキシコ国内の遺跡で発掘された本物は、すべてこの博物館に集められています。

メキシコにきたら必見の博物館。

入場ゲートを進むと巨大な古代遺跡をイメージさせる噴水がありました。

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一番見たかった第10室マヤの展示へ直行~

素晴らしいマヤのデザイン。

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地下に降りていくと

パレンケの碑文の神殿から発見されたパカル王のお墓が再現されています。

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5.5トンある石棺

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パカル王の墓室の展示ですが、小さな窓が2か所のみ。

閉館間際で空いていたため、ゆっくり見学ができました。

見学者が多いときっと行列になるでしょう。

小窓から中の覗くと墓石はかなり大きくパカル王の偉大さを実感できます。

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こちらの方が1952年にパカル王の墓室を発見したメキシコ人のアルベルト・ルスさん。発掘当時の写真が飾られていました。

碑文の神殿の奥底にひっそりと隠されていた墓室を発見したときは、嬉しかったでしょうね。

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墓室の隣には、本物の本物の「翡翠の仮面」。

墓室の展示の中にあるレプリカとは桁違いの精巧な作りと美しさ。

だけど私の写真が残念。

言い訳しますが、おそらく仮面を保護するため暗いのです。

そしてライトの当て方の問題で綺麗に撮影できませんでした。

これが精一杯。頑張りました。

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翡翠の指輪と玉。

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翡翠の仮面は1985年に盗難されたことがあります。

盗めてしまうのですね~

でもあまりに有名なために売買できなかったそうです。

4年後、別の盗難事件で捜索したときに翡翠の仮面は発見され、博物館に戻されました。ホッ(^o^)

 

パレンケ遺跡の旅行記はこちらです。

同じ時代に栄えたチチェンイツァ遺跡エルカスティージョの最上段にあったチャックモール。

本物は博物館にありました。

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続いて第7室 アステカ文明のコーナーへ

有名なアステカカレンダー

大きいですね。直径3.6m

アステカ文明天文学に優れ365日を1年として農業や催事を行ったそうです。

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第6室 トルテカ文明

高さ4.6mのトゥーラ遺跡の戦士像

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第5室 テオティワカン

明日見学に行く予定のケツァルコアトル神殿のレプリカ色鮮やかですね。

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こちらが本物。

紀元前2世紀頃の色彩が少し残っています。

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復元されたケツァルコアトル(水と農耕の神様)

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テオティワカン遺跡、月のピラミッド前にあった雨神チャルティトゥリクエの像(本物)

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力強そうな戦士のレリーフ

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どう見ても一番上が王様ですねwww

階級を表している出土品。

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クリスタル・スカル

マヤ・アステカ・インカ文明で発見されている不思議な力を持つと言われているオーパーツ

親指大の大きさでしたが綺麗な加工が施されていました。

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国立人類学博物館は見学に1日は必要でした (^_^;)

駆け足の2時間。

最後は入口の売店で電気が消えるまで物色しました。

 

ホテルに帰って明日の準備。

ついにメキシコ最終日

テオティワカン遺跡へ

 

 

 

 

 





 

 

 

 

 

 

 

 

メキシコ 世界遺産と古代遺跡の旅 ⑥ グアナファト編

宝石の街 グアナファト

1988年に世界文化遺産に登録された中世都市グアナファト。

もともと世界の3分の1の銀を産出していた富によって美しい都市になっていきました。

2019年2月27日(水) 今日は1日、グアナファト観光。

ホテル チョコレートで朝食を頂きました。

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シンプルな朝食ですが、新鮮なカットフルーツを付けて美味しかったです。

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朝食後テラスで景色を楽しみます。

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なんとなく1日の予定を立て、とりあえず再びピピラの丘へ出発!

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夜景も綺麗ですが、朝の清々しいグアナファトの町も素敵ですね。

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色々な国からの観光客も見惚れています。

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グアナファト観光ですが、特にここが絶対的な観光ポイントはなく、皆さん自由に街歩きを楽しんでいる様子でした。

グアナファト大学があるためか、若い人が多かった気がします。

日本では軽井沢のような雰囲気でしょうか。

10時オープンの気になっていたCafeに行ってみました。

ラッキー

お目当ての橋にかかる席が空いてる。

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Santo Café

町ゆく人たちを眺めながら少し休憩

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メキシコで定番朝食のケサディージャを頂きます。

チーズをトルティージャで包んだ料理。

これビールのおつまみに最高と思いました。まだ午前中なのでビールは自粛。

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海外へ行くと必ず訪れるのが教会。

日本ではあまり馴染みのなく入りづらい教会も、観光地では気兼ねなく入りやすく感じます。

ラパス広場前のバシリカ教会へ

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中は静かで厳かな雰囲気

こちらの教会は2回訪れたのですが、1回目に入った時、人が沢山いましてミサの最中だった為に遠慮していたところ入ってくださいと促されました。

しばらくすると棺が運び込まれ。本当のお葬式が始まってしまいました💦

途中で退出するわけにもいかず。

30分くらいでしたが、貴重な体験をさせていただきました。

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ラパス広場からラウニオン公園に続く道がメインストリートです。

レストランやホテルも多く街歩きの中心です。

普通にホテルを探すなら、この周辺が便利で安全です。

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シリカ教会からラパス広場を眺める

町からピピラの丘を見上げると

英雄が町を見守ってくれています。

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さて次は、市内バスに乗って興味のあったミイラ博物館へ

博物館内は写真撮影OKです。

ただ、かなりリアルなミイラばかりだったので、、、

乾燥した地域だったので昔はミイラにする風習があったのかもしれません。

貴重なミイラではありますが、微妙な雰囲気の博物館でした。

トイレや非常口の案内マークは、ミイラ博物館らしくて面白かったです

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ミイラ博物館は高台にあります。

途中で景色の綺麗なポイントがあったので撮影。

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パステルカラーの家々が、荒涼とした大地と青空とのコントラストで美しい。

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すいません。気が付いたら民家の屋根でしたm(__)m

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帰りは歩いて街中へ

グアナファトは、車が少ないためとても歩きやすいです。

何故かというと車は地下のトンネルを走っているから。

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歩行者も歩けるようになっていますが、どこに出れるのかわからないので注意してください。

グアナファト市民は普通に歩いていました。

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お腹が空いてきました。

ちょうど気になっていたレストラン

La Carreta

店先で鳥の丸焼きを見せられたら、入らないわけにはいきません。

食欲をそそられるパフォーマンスにやられました。

美味しそぉ

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4分の1サイズ、500円で十分な量。

シンプルだけにごまかせない美味しさです。

観光客より地元の人たちに愛されているレストランでした。

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お腹も満たされてイタルゴ市場に行ってみました。

市場周辺は活気があって沢山の地元の人が楽しんでいます。

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お昼過ぎていたので市場の中は落ちついた感じになっていました。

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お土産物屋さんから生活雑貨・食堂も併設されていて何でも揃ってしまう市場です。

果物屋さん。

センス良すぎ、美味しそうに並べますね。

f:id:sakura-Liu:20191130131128j:plain町を下から眺めてみる

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各家は自分たちでペンキを塗っています。どうやら町から補助金が出ているようです。

ど派手なピンクのお店www

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何となく観光客の流れで歩いていると

見たことのある場所についた。

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口づけの小道

向かいあった家の二人が恋に落ち~的な話のある。

あっ

誰も来ないシャッターチャンス!

ひっきりなしに観光客のくる場所でした。

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今日は沢山歩いたので早めにホテルに帰って休むことにします。

OXXO(メキシコでよく見かけるコンビニ)でビールを買って帰ろう

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ここでお酒好きな方に注意。

日本とは違いメキシコでは夜間のアルコール類の販売が禁止されています。Σ( ̄ロ ̄lll)

こちらのお店では、月曜日から土曜日まで10時から22時まで

日曜日は11時から17時までに制限されています。

夜に行っても扉に鍵が掛かっていますので空きません。

治安の維持や犯罪抑制・子供たちの教育には良い事だと思います。

レストランでは夜間でもアルコールの販売がありますから安心してくださいね。

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明日も5時起床で最終地メキシコシティ入り。

国立人類学博物館が楽しみでしかたがない。

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部屋からの眺めに癒されて

おやすみなさい💤

 

 

 

メキシコ 世界遺産と古代遺跡の旅 ⑤ パレンケからグアナファト編

 

2月26日(火)パレンケ~ビヤエルモサメキシコシティ~グアナファトと大移動の一日です。

グアナファトまで横の移動が1,200㎞。

そして大事なのが縦の移動です。

パレンケの標高が60m、グアナファトの標高が2,000mです。

身体がついていけるのか少し心配になります。

 

朝5時起床でパレンケのバスターミナルへ

中距離バスで150㎞先のビヤエルモサへ2時間の移動です。

朝早かったので眠れると思ったのですが、やっぱりバスの中が寒い。

15人乗りのバスは、エアコンmaxでビヤエルモサのカルロス・ロビロサ・ペレス国際空港に到着。

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ここから1,100㎞先のグアナファトまでメキシコシティを経由してのフライトです。

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飛行機ですが、予約していても必要なのがweb チェックイン!

各飛行機会社のHPからwebチェックインできます。

メールでQRコードが送付されてきて、本来ならばこれで飛行機に搭乗できます。

が、ここで落とし穴。

携帯が使えなくなった時を想定してメールの予約表をホテルに送付して印刷してもらっていました。⇐これが正解。

座席指定でもお金がかかるエアロメヒコでは、確認表を印刷して持参しないと追加料金がかかるようになっていました。

どこのホテルでも笑顔で印刷してもらえました。ホッ

webチェックインと確認表の印刷は忘れないようにしましょう。

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ビヤエルモサからメキシコシティまで1時間のフライト。

2時間の乗り継ぎでメキシコシティからグアナファト空港まで1時間のフライトで到着。

タクシーで市内を目指します。

日本人の旅行者や留学生も多いようで「ようこそ」の文字が嬉しかった。

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市内までタクシーで30分 3,000円位です。

観光の中心、フアレス劇場とユニオンガーデン。

17時30分 ようやくグアナファトのホテルへ到着。

ホテル・チョコレート

美味しそうな名前ですね。

2日間で20,000円(2名ツイン)

こちらのホテルは見晴らしの良さで決めました。

が、

ホテルまでの登り坂が少々キツイ・キツイ。

スーツケースが大きい方は電話で連絡するとタクシーが止められる場所までポーターさんが迎えにきてくれますよ。

ホテル・チョコレートからの眺め

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メキシコでダウン?と思われるかもしれまんが、グアナファトの町は、標高2,000mあります。

朝・晩はかなり冷え込みます。小さくたためるダウンは重宝しました。

2月の平均最低気温8℃・平均最高気温24℃となっており日中は半袖で過ごしやすい気候です。

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エントランスから町を望む。

急ですね (^_^;)

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傾斜地に建築されているためにホテル内部もジグザグ・上り下りです。

秘密基地みたいでワクワクします。

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部屋の様子です。

何となくチョコレートっぽい内装でおしゃれでした。

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さぁ荷物を置いたら、ピピラの丘に早速行こう。

グアナファトの町が一望できるピピラの丘にはケーブルカーで登れます。

まだ、日が明るいので徒歩で登る事にしました。

ガイドブックでは、あまり治安の良い場所ではないようです。

ご注意ください。

ホテルを出るとニャンコのお出迎え。

丘まで案内してもらいましょう。

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素敵なタイルのお家の壁を抜け

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導かれるままついていくと

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Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

ドクロマークの行き止まり(涙)

仕方ない

引き返します。

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何とか辿り着きました。

メキシコ独立戦争の英雄ピピラ像

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そのピピラ像が見下ろす景色。

世界遺産都市グアナファト

たくさんの観光客で賑わっていました。

太陽と町の灯りが作り出す光のショー

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町の景色に見惚れてしまい、あっという間に時間が過ぎてしまった。

お腹が空いたので下におります。

帰りは暗く危ないのでケーブルカー(200円)を利用。

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ケーブルカー乗り場から近い、賑やかなラウニオン公園周辺でディナー

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今日も一日たくさん遊びました。

明日も一日グアナファト観光。

おやすみなさい

 

 

 

 



 

メキシコ 世界遺産と古代遺跡の旅 ④ パレンケ遺跡(マヤ文明)編

今回のメキシコ旅行でどうしても行きたかった遺跡がパレンケ。

メキシコ中央部のジャングルの中にある遺跡ですが、飛行機が2便しか飛んでいないんです。

色々調べた結果、メリダから夜行バスでの移動を覚悟し決行しました。

結果、メリダを夜の22時に出発してパレンケのバスターミナルには朝6時に到着。

道路状況も悪いためバスは揺れました。景色が見られると思い一番前の座席を予約しましたが、フロントガラスに日除けがあるため何も見られませんでした(涙)

ほとんど寝られませんでしたが、無事にパレンケの町に到着できたので良しとしましょう。

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まだ薄暗い中、ホテルまで歩きました。

バスターミナルからホテルまで10分くらい。

ホテル・シャブリ・パレンケ

翌日朝7時に出発するまでツインで9,000円

このホテル周辺は、レストランや他の良さそうなホテルがあって安全な地域でした。

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お腹が空いたので早速ホテルのレストランで朝食。

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夜行バスのダメージが残っていますが、ミニバスに乗ってパレンケ遺跡に向かいます。

遺跡まではミニバスで20分。200円です。

ミニバスの出発地点が分かりにくいです。

地図のホテルLacandonia前にChambali社の白いワゴン車が停まっていたら、運転手さんに確認してみてください。

私は運転手さんの隣の座席になりました。

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朝も早く車のスピードも速かったので、景色を眺めている間に到着。

パレンケ遺跡のチケット売り場。

一人600円です。

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チチェンイツァ遺跡のカラッとした暑さとは違い湿度が多く蒸し暑いです。

南の地域に移動してきた実感があります。

入口にお店がありますので水分を購入しましょう。

私は念のためホテルから水を持参しました。

遺跡内に売店はありません。

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南国な雰囲気を進んで行きます

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この遺跡は、7世紀に栄えたマヤ文明の遺跡です。

パレンケ遺跡を有名にしたのが、1952年に碑文の神殿から発見されたパカル王のお墓。

石棺の蓋に描かれたレリーフと王の顔に付けられていた翡翠の仮面。

高校生の時に初めて目にしたとき、宇宙船を操縦する人を想像させる石棺のレリーフにワクワクしました。

どうですか?

このレリーフ

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12歳で即位したパカル王は亡くなるまで68年間パレンケを統治しました。

絶大な信頼を得ていた王様だったに違いありません。

メキシコシティの国立人類学博物館にある復元されたお墓をみるとその大きさに圧倒されます。

そして本物の翡翠の仮面も楽しみです。

 

あぁ、

目の前に碑文の神殿。ようやく辿り着いた。

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入口から頭蓋骨の神殿・赤の女王の神殿・碑文の神殿と並んでいます。

頭蓋骨の神殿

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見落としがちなウサギの頭蓋骨のレリーフ。一番上の白い柱の根元にあって少し離れないと見えません。

かなり望遠で撮影しています。

ウサギと言うよりプレデターですね!

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パレンケ遺跡の嬉しいところは、登れます。入れます。

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残念ながら碑文の神殿は公開されていませんが、隣の赤の女王の神殿に入ってみましょう。

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外が蒸し暑いので中は少しひんやりしています。

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綺麗なマヤの建築技術、石の重量を三角にすることで分散しているようです。

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この遺跡の名前の由来になったお墓。

1993年に発見されましたが、誰のお墓かわかっていません。

石棺は水銀朱で赤く染められ埋葬されていた女性の遺体も赤く装飾されていました。

左隣の碑文の神殿が、パカル王の墓なので妻のお墓だったかもしれませんね。

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外に出て宮殿に向かいます。

立派な塔です。

4辺は東西南北を向いており天体観測場だったのではないかと言われています。

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綺麗な天井はマヤアーチと言われています。

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所々に1400年ほど前の当時の色彩がそのまま残っています。

日本の古墳時代の遺跡に普通に見学できるは嬉しいです。

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戦士か神官のレリーフでしょうか。

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宮殿から碑文の神殿方向を眺めながら休憩。

10時を過ぎて益々暑くなってきました。

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こちらは、太陽の神殿。

屋根の装飾がまだ綺麗に残っています。

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だんだん足がしんどくなってきました。

そして十字架の神殿に登ります

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神殿内部にある「タバコを吸う老人」のレリーフ

何を表しているのでしょうか。不思議ですね。

シャーマンのような存在だったのかもしれませんね。

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 十字架の神殿から碑文の神殿・宮殿方向を眺める。

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遺跡内では現地の方がお土産を持ち込んで売っていました。

自分の誕生日を伝えると該当する月のマヤ文字をペンダントにしてくれます。

いい記念になりますね。

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小さいながらもパレンケにも球技場がありました。

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芝生が気持ち良かった。みんな暑いから木陰で休みながら観光~

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夜行バスのダメージ+日差しでだんだん疲れてきました。

でも、こんな急な階段もついつい登ってしまう。

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見晴らしがいいですから。

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帰りは、入ってきた入口の反対から帰ることにしました。

こちらのルートはジャングルの中を通ります。

一般的には最初のゲートに戻ってバスに乗ってください。

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高台になるパレンケ遺跡から山道をくだります。

川沿いに遊歩道が整備されていますが、こちらのルートはほとんど観光客が居ないです。

探検気分が味わえますよ。

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ジャングルに埋もれかけの遺跡があったり、つり橋があったり楽しいです。

15分程度でミニバスの走る道路にでます。

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9時から12時まで遺跡観光しました。

帰りも途中でミニバスに乗ってパレンケの町に帰ってきました。

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少しお散歩。

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街中の屋台を覗いてみるとタコス!1個60円。

パクチー嫌いなのですが、全く気にならない。

豚肉との相性がバツグンで美味しかったぁ

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ホテルに戻って昼寝しました。

昨日は夜行バスで睡眠不足だったので(^_^;)

 

夕方目を覚ますと物凄いスコールが降っていたので、夜もホテルのレストランで頂きました。

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海外旅行で食欲が無くなった時にお勧めグルメがスープです。

こちらのスープ、ライムの酸味と細切りにしたフライドポテトの食感が絶妙に美味しい。

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食後のお散歩。

パレンケの町も安全だと感じました。

暑かった昼間に比べて、雨上がりで気持ちがいいです。

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夜の22時ですが、GoogleMapで目を付けたCafeを発見。

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カフェ・コン・レチェ(ミルク入りコーヒー)とチョコレートコーヒーを頂きました。

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長い一日を可愛いカップに淹れられた優しいコーヒーで締めくくり。

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明日も一日グアナファトまで大移動の日

無事に到着できますように

おやすみなさい。

 







 





 



メキシコ 世界遺産と古代遺跡の旅 ③ ADOバス・Primera Plus バス・タクシー・地下鉄 乗り物編

今回は、メキシコの乗り物事情をまとめてみたいと思います。

バスについて

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パレンケのADOバスターミナル

ADO(アデオ)バス

メリダ⇄チチェンイツァ遺跡       2,500円  2時間

メリダ⇨パレンケ  夜行バス 5,600円  8時間30分

パレンケ⇨ビヤエルモサ空港  2,800円  2時間

Primera Plus バス

グアナファト⇨メキシコシティ 4,800円  5時間

分かりやすく日本円で金額を書きました。1ペソ=8円で計算しています。

上記のバスはすべて日本で予約して予約表をすべて印刷しておきました。

 

ADOバスもPrimera Plus バスもCLICK Busのサイトから予約できます。

ただし、PayPalの登録が必要になります。先に登録してください。

路線によって予約が1ヶ月前だったり2週間前だったりしますので辛抱が大事だったりします。

正直、少しイライラしますが(;^ω^)

ADOバスHPからは予約できません!

(メキシコ国内発行のクレジットカードが必要になるので。)

 

f:id:sakura-Liu:20191106221130j:plain待合スペースはこんな感じです。

売店もありますが、朝早くはオープンしていない場合あります。

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待合スペースに案内表示があります。

表示がよくわかりません。

自分の予約票を係の人に見せて乗り場を確認しましょう。私は、しつこくバスの運転手さんにも見せて確認しました。

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メリダからパレンケへの夜行バスの様子です。

大型バスでトイレ付です。

パレンケまで3か所位経由したのでバスを降りて休憩できました。

8時間の移動は長かったです。

しかも、私の席だけリクライニングが壊れていて、ほとんど眠れませんでした(涙)

 

こちらは、パレンケからビヤエルモサ空港までの中型バス。

後ろに荷物をまとめて入れました。

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パレンケ遺跡に向かうローカルなミニバスです。

バス停自体がアバウトで乗りたい人は手を上げて自由に乗り降りしていました。

パレンケの町から遺跡まで20分位で200円です。

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地元民のような席に座らされました。

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こちらは、グアナファトで乗った路線バス。

行先がフロントガラスに書き込んであります。

まったく読めません。

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それから大事なバスの紹介。

メキシコシティの北ターミナルからテオティワカン遺跡へのバスです。

大きな大きな北バスターミナル。

隅のほうにあります。

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こちらでテオティワカン遺跡行きのバスチケットの購入できます。

往復で1,600円

直行便ではないので途中別のバス停に止まりますが、1時間くらいで到着します。

不安になったので運転手さんにテオティワカン遺跡のケツァルコアトル神殿の写真を見せて入口で下してもらいました。

お隣に座っていたおじさんも、テオティワカン遺跡が見えてくると自慢げに指さして教えてくれました。

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中長距離バスですが、とてもとても寒いです。

エアコンをガンガンにつけます。

ひざ掛け+上着(薄いダウン)は必需品になりますから、是非ご準備ください。

本当に寒くなります。バスのカーテンを外して体に巻きたくなるくらいです。

 

メキシコシティのタクシー

ガイドブックにはシティのタクシーとしてシティオ・リブレ・トゥリモスの3種類が紹介されています。

トゥリモスと言う種類のタクシーが一番値段が高いようですが、よくわかりませんでした。

私は、支払いの時に料金が高額なことに気がつきました。ちゃんとメーターはついていますが(^_^;)

乗り前に金額を確認すると良かったですね。

でも、、、流しのタクシーは選ぶほど走ってなかったのです。

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メキシコシティでのタクシー車内の様子の動画です。

エアコンがないので暑いです。

そしてシティは、埃っぽい。

さらに大渋滞!!!

こちらの写真は、夜10時です。

30分で到着する空港に1時間以上かかりました。

運転手さん曰く、24時間渋滞しているそうです。

皆様も気をつけてください。

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メキシコシティの地下鉄

地上が渋滞と埃で疲れてしまったので地下鉄に逃げました。

メキシコシティの地下鉄は、均一料金で40円(^O^)

改札です。

切符を入れてバーを押して入ります。

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車内

やっぱりエアコン無しで蒸し暑く埃っぽい。

値段が安いので許しましょう。

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駅は、キャラクターの表示になっていて分かりやすかったです。

まぁ東京の地下鉄網に慣れてしまっているので世界中どこへ行っても簡単ですねぇ。

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メキシコ国内はバス網が発達しているので、バス移動を効率よく利用すると便利になると思いました。

今回の旅行では、地方から都会に移動したので、メキシコシティでの人の多さ・渋滞・埃・暑さ・標高の高さに大きなダメージを受けてしまいました。

移動手段の選択肢は多いほうが良いですね。

参考になれば幸いです。

 

それでは、メキシコで一番の楽しみだったパレンケ遺跡編へ